ANCHOR"キズ" CD (Anchor)
¥800
Envy を彷佛させる新潟のエモーショナル・ハードコア・バンドの6曲入り1st
CD。質の高い楽曲に、日本語の歌詞。7インチ・サイズのジャケット。
ANGSTZUSTAND
"Malen Nach Zahlen" CD (Shove) ¥800
ノース・ジャーマンの Angstzustand の2ndアルバム。90年代前半に、Ebullition
や Vermiform に影響されたジャーマン・スタイル・激情ハードコア (この頃のドイツは、出てくるバンドが全てカッコ良かったが、このバンドはとりわけ
Acme や Dawnbreed などの影響) を基本とし、このバンドはもっとそれ以降の
Yage などのメロディアスでエモーショナルな要素も加わり、Catharsis などの現代的な革命性も備えているという、個人的に大好きなバンド。まず西洋資本主義社会の暗い側面
を投影したような、そのアートワークが醸し出しているバンドの空気というか、それで
ok だ。ヴォーカルは、Catharsis のようでもあるが、Yage のように唱う部分もある。歌詞は全てドイツ語で解説ありの全7曲。
AUTONOMIA
"Necrologia - Discografia 2002-2006" CD
(Barricada Discos) ¥900
日本でも人気の高いぺルビアン・アナーコ・ピースパンク・バンド "Autonomia"
のディスコグラフィー第2弾が、今回は自身のレーベル "Barricada Discos"
より単独リリース。本作は、2002年から2006年までの音源を収録で、"Television
+ Radio Libre" promo CD-R、"Guerra de Alta Intensidad" comp CD-R、split
7" w/Antitese Social、"A Tribute To Anti Cimex" comp CD/LP、split
7" w/Botellon de Castigo、ベネズエラのアナキスト・ニュースペーパー
"El Libertario" へのベネフィットである "El Libertario" benefit
comp CDなどなどを全17曲収録 (ボーナス1曲あり)。この時期より以前のクセのあるメロディアスなサウンドからより攻撃的なサウンドに変化した彼らだが、こうして通
して聞くと、やはり顕著なメロディを持っていることに気づく。歌詞英訳のエクストラ・ペーパー付。
BANGSAT"No For This Insane"
CD-R (Asusila) ¥400
インドネシアのポリティカル・グラインドコア。ロウでぶっ壊れたサウンドで、国家・戦争・民主主義・人種差別
に怒り剥き出し。全15曲。
BEYOND
DESCRIPTION "A Road To A Brilliant Future" LP (Angry)
¥900
東京のベテラン・ジャパニーズ "クラスティー" ハードコア・バンド "Beyond
Description" の2ndアルバム。このバンドの独特の直線的でパワフルなドラミングをベースに、ジャパニーズ・ハードコアの突進力と、前作よりもっと
80'sスラッシュメタルの影響濃いギターで、豪快に突き進む全12曲。イタリアの
Angry Records からのリリースで、CDは、Crimes Against Humanity、カセットが、Blast
Off よりリリースされている。
BREAK
OF CHAIN"Fast Warning" CD (Sprout
Records) ¥1,200
東北を中心に精力的な活動を行なっている仙台のオールドスクール/NYスタイル・ハードコア
"Break Of Chain" の1stアルバム。いわゆる「モッシュ系」とは違うファストなハードコアを基本とした音作り。超攻撃的でパワフルで、ヴォーカリストも存在感たっぷり。全6曲。地元に根ざしたリリース活動を続ける
Sprout からのリリース。
BURIAL
"Hungry Wolves" CD (H.G.Fact) ¥1,500
今年8月には、Nightmare、Crudeとのジャパン・ツアーも予定されているジャーマン
"バーニングスピリッツ" ハードコア・ウルフ "Burial" の日本編集盤が、H.G.Factよりリリースされた。収録順に行くと、
ドイツのHeartfirstよりリリースされた "Hungry Wolves" 2nd 7"、未発表曲2曲、そのHeartfirstが企画した
"Deutschland In Decline" comp 7"収録曲、そして、ドイツのAutodafeからの1st
7"含む全11曲で、全曲リマスタリング。1st 7"から既に余裕というか貫禄たっぷりのまさに「ジャパニーズ・ハードコア」をプレイしており、それもまったく「Burial」といった自分たちの音をつくりあげているのが驚き。Tragedy的なメロディも聞こえてきて、それをまたなんなくそのサウンドに取り込んでいるのがグレート。個人的に、これもまたこのバンドのかっこよさだと思った。自分たちを「餓えたオオカミ」に例え、システマチックな人生から「生」を取り戻そうとする歌詞もバンドそれ自体を表現している。Punk
And Destroyの "Shin" による、かれらをうまく表現した日本語訳もいい。燃えろ!
CATHODE "...A Machine That Never Falters" CD (Terrotten
+ Others) ¥900
オランダのポリティカル・ブルータル・ダーク・ハードコア "Cathode"
のグレート・1stアルバム "...A Machine That Never Falters"
の南米版CD。ブラジルの Terrotten Records からのリリース。以前、Acclaim
に入荷したアジア版カセットと内容は全く同じなので、以下のレビューを参照のこと。
CENTURY OF WAR "s/t" 7" (Fight)
¥400
World Burns To Death (WBTD) のJack Controlの録音によってリリースされた、同じテキサスのニュー・バンド
"Century Of War" のデビュー・シングル。WBTDを多少スマートにしたような感じ
(だが、それは彼らより良くないということを意味するものではない) の真摯溢れるDビート・クラスト・ハードコア・バンド。歌詞はバンド名でお分かりのとおり、反戦を主題にしたもので、裏ジャケに、"Bruder
Grimm (グリム兄弟)" (註 : 「赤ずきんちゃん」などの「グリム童話」の著者で有名で、1837年、ドイツのゲッティンゲン大学で、大学の自治権に対するハノーファー国王エルンスト・アウグストの政策に異議を唱え、7人の教授が追放・免職になった「ゲッティンゲン7教授事件」でも知られるドイツの言語学者の兄弟)
の言葉ーー「MY NAME IS DEATH. I MAKE ALL MEN EQUAL... (私の名前は死だ
(おそらく「名前などない・いらない」というニュアンス?)。私はあらゆる人間を平等にしたい...)」が引用されているのが非常に興味深い。Century
Of Warが、このグリム兄弟の言葉を引用した背景には、その「ゲッティンゲン7教授事件」の7人の教授が、ドイツ語圏で「Gottinger
Sieben (ゲッティンゲンの7人)」と呼ばれることに因んで、ベトナム戦争時には、シカゴ大学で反戦集会を行ない、声明を発表した7人の学生が「Chicago
Seven (シカゴの7人)」と呼ばれたことがあることは言うまでもない。と思うが。。。
DEATH
WITH A DAGGER "s/t" demo CD-R (Reset Not
Equal Zero) ¥500 Drowning Nation、The Phoenix Foundation、Heartburns のメンバーで結成された、フィンランド・ヘルシンキのロッキン・Dビート・ハードコア
"Death With A Dagger" のデモの日本流通版。リリースは、神奈川の Reset
Not Equal Zero。後期 Anti-Cimex + Tragedy + Motorhead + Death Side
といった感じで、非常に完成度の高いサウンドでかなりのカッコ良さ。もちろん歌詞もメンバーそれぞれが別
でやっている、前述したバンドのようなセンスを持ち合わせており、非常に日常的なスタンスで、この世界で生きるフラストレーションや、そこから生まれる欲望を叫ぶ。全4曲。
DIP
LEG"The
Sympathy Without Love" CD (Satire
Records) ¥1,500 岡山のグレートなエモーショナル・ハードコア・パンク・バンド
の1stフルアルバム。Envy・Yaphet Kotto・Yage のようなレベルの高い楽曲で、実に聞かせる作品。そのうえ起伏のある展開で、聞いていくうちに気持ちは高揚してくる。そして、この退屈でクソみたいな世界から自らの理想を取り戻そうとする感情を叫び唄うヴォーカリストも表現力豊かで本当にカッコよい。個人的に、それが如実に表れている「Ideal
and fact」、反戦ソング「President took a sad ending」が良かった。全8曲で、今後アメリカ盤CDやアジア盤カセットもリリースされる予定。
DIRGE
"Scarred Forever" LP (Crust War) ¥1,800
80年代中期のカルトUKピース・パンク・バンド "Dirge" の84年リリースのデモ及び未発表ライブを収録したLPが、大阪のCrust
Warよりリリース。正式音源は、ConflictのColinが主宰するMotarhateの
"We Won't Be Your Fucking Poor" 2 x comp LPに収録された「The Right
To Refuse」のみで、それがこのデモ音源の一曲めに当たる。本作はそのデモの音源がすべて収録されているというわけだ。Dischargeをベースにしつつ、Disorderばりのディスト−テッド・ダーティ・スラッシュをプレイし、主に反戦・アニマル・リベレーションを唱った歌詞はCrass~Conflict~Antisectラインの思慮深いアナーコなものだ。全10ページの和英のブックレットには、本作リリースのキッカケとなったex-SarcasmのMarkの文章、84年に"Guilty
Without Trial" ファンジンに掲載された彼らのインタビュー、歌詞などを掲載。「Protect
Not Disect (解剖じゃなく保護しろ」ーDirge
DISRESPECT
"Justice In A Bag" 7" (Profane Existence) ¥400
Profane Existence/ex-Pissed の Dan, Misery, Civil Disobedience, Destroy
のメンバ ーによる初期UKスタイル・ミネアポリス・アナーコパンク・バンドの
2ndシングル。1st 7" からずうっと気になっていたが、さすがにセンス抜群。荒々しいオールドスタイルのハードコア/パンクをベースに、初期UKパンク/ハードコア特有のメロディアスな要素が絶妙にマッチしたサウンドはかなり熱くなった。そして、この髪立てのクールな
80's UKファッションの女性ヴォーカリスト "Molly" を含む男女トリプル・ヴォーカルだ。長文の歌詞は、裏ジャケのラムズフェルドとチェイニーをコケにしたアートワークからも分るように、アメリカのイラク侵略を題材にしたタイトル曲
"Justice In A Bag" や、個人的に一番気にいったこの社会に於ける人生のロール・モデル(模範)に対して、「おまえは人生の計画をしていたのか?
死を計画していたのか?」と投げかける物語風の「Death Insurance (死亡保険)」など全4曲。バンド名も良いし、最高に素敵なバンドだ。
DONA MALDAD
"...En Llamas de Rabia" 7" (Noseke + Others)
¥400
タイプは違うが、@patia No と並び Acclaim 一押しのベネズエラン・@パンク・バンド
"Dona Maldad" のニュー・シングルがリリース! Blitz の "New Age" のカバーをプレイしてるところからも分かるとおり、キャッチー&メロディアスな力強さもかなり渋いが、この存在感のある男性ツイン・ヴォーカリストも相当。新しさはないのだが、実に魅力的に、自分たちを
Rock しているバンド。もちろん全編アグレッシブ。ジャケットには、ベネズエラの
Perija 鉱山における政府と多国籍企業の石炭開発に対する闘争を知らせるインフォメーションあり。Noseke
Records を始めとした、全5レーベル協同リリース。全8曲!
DOR OU
REVOLTA? "Da Sensacao De Bem-estar A Prisao" CD-R
((livrescolha)) ¥250
またまたグッドなブラジリアン・ポリティカル・ニュースクール・ハードコア・バンドがデビュー!
本作はファースト・シングルとなる全4曲収録。エモーショナルでメタリックなハードコアに、ときおりメロディアスなギターが被さるこのオリジナリティ溢れるサウンド。重厚なドラミングもパワフル、サウンド・クオリティも秀逸。そして、ポルトガル語でシャウトするポリティカルで主観的な歌詞もかなりよさそう
(ポルトガル語のため内容はあまり理解できなかったが): 「いつも世界の変化を信じていたが、人生における変化、進路が、達成されるべき目標だということに気付くことができなかった。ちがうんだ、世界は、おまえだけがそれをすることができるような変化では変わらないんだ。」(レーベルの
HP の歌詞の英訳より) 。パッチ付 (先着)。