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VULGO ACRATA "O Silencio Nos Mata" LP (Humildad Y Honestidad / Deskontento / We Don't Fight It) ¥900
ブラジリアン・アナーコ・クラスト "Vulgo Acrata" の1st 12"が、ヨーロッパの7つのDIYレーベルによってリリース。ドスの利いた声と絶叫のツインヴォーカルに、南米色濃いロウなクラスト・サウンドがまさに初期のAbuso Sonoroを思わすが、不穏な展開がこのバンドの特徴的な味付けとなっており、強引に言えば「Abuso Sonoro meets Amebix meets His Hero Is Gone」といった様相。しかも、Ekkaiaを思わすギター・ワークも聞こえてきて、本当に独特でいい。非常にアナキスティックな歌詞は、キリスト教・カトリック教会の男性支配的/異性愛至上的な抑制が強いブラジルらしく、それに連なるセクシズムの問題から始まり、現実的な核の恐怖を取り扱った問題、国境と愛国心の廃止を叫ぶものまで、非常にインスピレーショナル。全7曲収録。
 
GERDA "Cosa Dico Quando Non Parlo" CD (Shove Records / Sons Of Vesta / Donnabavosa) ¥900
常にクオリティの高い作品をリリースし続けるイタリアのDIY・エモ=ハードコア・レーベル "Shove Records" からのニュー・リリース。このイタリアのGerda、本作が2ndアルバムに当たる。Breachのメタリックなポスト・ハードコア系譜のスピリットを持ったサウンドで、アングリーさやバイオレントさが巧みに同居し、幾ばくかのNeurosisの壮大さも持っている。とにかくノイジー・重厚・混沌ーーつまり音の密度が非常に濃く、それぞれの曲の音作りのかっこよさも文句ない。歌詞は全てイタリア語で唱われている。全7曲。このShove Recordsを含むイタリアの全5レーベルによる協同リリース。
 
KIAS FANSURI demo CD-R (Shove Records) ¥400
マレーシアのUtaridのメンバーによって新たに結成されたKias Fansuri。本作は、元々Utarid Tapesよりリリースされた彼らのデモ・テープを、イタリアのShove RecordsがデモCD-Rとしてリリースしたもの。そのデモ・テープから3曲、そして、"Emo Apocalypse" comp LPからの1曲を収めた全4曲。Utaridのサウンドを引き継ぐかのスクリーモ・ハードコア。100枚の限定リリース。
 
KAKKA-HATA 77 "Totaalinen Kakkahata" CD (Deaf Forever / Combat Rock Industry) ¥900
このKakka-Hata 77のような「77-スタイル」のパンクロック・バンドがフィンランドにおいて今なお結成され続けているように、スウェーデン、デンマークといった北欧では、この種のスタイルの人気が根強いが、ここに来て鮮烈な新鋭登場といったところか。Deaf Forever、Combat Rock Industryよりそれぞれリリースした1st、2nd 7"はかなりの枚数を売ったようで、本作は、その2枚の7"を収めたCDバージョンと言える内容。うん、聴いて納得。個人的には、もうめちゃくちゃ好き! といったスタイルではないが、エネルギッシュかつピュア、そして、77-スタイル特有の哀愁を持ったドライブ感溢れるサウンドは聴いてて楽しくなる。ニュー・アートワーク仕様。
 
DEATH WITH A DAGGER / WORKSHY split 7" (Deaf Forever / El Paso) ¥400
おそらく初であろうフィンランドとニュージーランドを繋ぐsplit 7"が双方の国のDIYパンク/ハードコア・レーベルの協同によってリリース。Death With A Dagger (メンバーは、Unkind、Drowning Nation、The Heartburns) は、日本でも、神奈川のReset Not Equal Zeroが紹介しているので、少なからず知っている人もいると思う。これは今のところ彼らの最新作。今回も、Death Side・Discharge・Motorheadーーこの3つのバンドにリンクするロッキン・メタリーなDビート・ハードコア全2曲を収録。そして、ニュージーランドのWorkshy。基本は、オールドスクールなファスト・ハードコアだろうが、多少パワーバイオレンスのような進行とクレイジーな面 を持っている。こちらは全5曲。
 

LIGHTHOUSE PROJECT / SATURA LANX split 7" (Deaf Forever) ¥400
フィンランドのモダン・ニュースクール・ハードコア/パンク・2バンドによるsplit 7"。 Combat Rock Industry から1stアルバムをリリースしたLighthouse Projectは、Endstand、Outlast辺りの熱気を持ったメロディック・オールドスクール・ハードコア/パンクをベースに、エモーショナルかつメランコリックな展開をミックスさせ、それを非常に骨太に纏めたサウンドを聞かせてくれる。現在は解散してしまったSatura Lanxも同じような系譜のサウンドだが、こちらはもっとギターがメタリックで、「Endstand meets Darkest Hour meets At The Gates? 」とでも言えそう。Combat Rock Industryからリリースされているこの種のバンドが好きな方にはお薦め。

 

JUGGLING JUGULARS "When I See / Addicted" 7" (Kamaset Levyt / Zerga) ¥450
まさに「ベスト・オブ・フィニッシュ・アナーコ・パンク 」ー Juggling Jugularsの2006年の8月録音のニュー・シングルが遂に到着。アナーコ・パンクとはこうあって欲しいという私の欲求をすべて満たしてくれるのがこのバンドだ。「シリアス・ユーモア・皮肉」ーーこれらすべての要素をパーフェクトに兼ね備えている彼らは、「Political, powerful but melodic punk/hc」と自らを表現する。2曲のみの収録だが、たった2曲でもそれぞれ1曲がこの世界のあらゆる妄想を一瞬で破壊するほどの重みを持っている。"When I See" は断腸の思いの反戦讃歌を彼らお得意の手法で表現した、さらなる彼らの名曲になること疑いない出来。女性ヴォーカリスト "Arja" の唄法がまた聞く者の心を動かす。ほんと言葉のでないバンドである。

「女性の写真を見るとき、絶えることのない涙を流して泣いている。 孤児の写真を見るとき、目には恐怖が。 母親の写真を見るとき、息子を埋葬している。 少女の写真を見るとき、21歳の未亡人。 皆を撃つために彼の銃を掲げる人を見た。景色の中で。 殺すか、殺され、血を流そう! 流れている、ああ、流れている、彼の悪夢の中でまだ流れている。 "彼の過去を受け入れることが出来ないのは人間じゃない" ー 英雄がその息子に言った。 私たちのトレードマークを見た。 悲しみのトレードマーク。 私たちのトレードマークを見た。 悪のトレードマーク。 」 ー When I See (私が見るとき)

 
前略、路の上より〜大阪発〜 #18 newsletter (釜ヶ崎パトロールの会)¥500
毎週のパトロール (夜回り)、福祉行動、月2回の仲間の日 (寄り合い・炊き出し)、協働炊事などーー大阪で野宿者の運動に取り組む「釜ヶ崎パトロールの会」の会報18号。今回は、釜パト活動日誌 (2006/12/1〜2007/7/31)、長居公園テント村強制排除、「若い労働者のみなさん」〜 獄中からの便り、中之島協働炊事 ー「排除と分断」に風穴を開けるために、住民票訴訟 大阪高裁差別判決、G8に反対! 「持たざる者」のヨーロッパ行進など全23ページ。今号より毎号入荷予定。
 
fnf通信 #2 newsletter (フリーターユニオン福岡) ¥100
「フリーターユニオン福岡」発行の「FNF通信」の第2号が完成。今回は、フリータユニオン福岡が、2007年5月19日に、雨宮処凛さんを招いて行った「五月病祭」の報告と感想を始めとして、「プレカリアート運動の現状と課題」、「組合アイテムの必要性」、「コピーレフトとは」、そして、連載となっている「貧乏クッキング」などで構成された全8ページ。
 
EASIES / TANTRUM split 7" (Depression) ¥800
「Alcohol Life...Drunks Till We Die」ーーこう副題がつけられ、酒好きとポンコツという共通 点から作られたという、名古屋/東京スラッシュ・ハードコア・2バンドによるグッドなスプリット。Easiesは以前聴いたデモより格段にパワー炸裂度がアップした作品になっている。80'sクロスオーバー・スラッシュ影響下の破壊的なメタリック・スラッシュ・ハードコアにヴォーカルが超絶叫しまくる。ノイジーなスラッシュ・ギターが実に爽快で、センスある展開で一気に3曲を聴かせる。方や、Tantrumは、80年代のイタリアン・ハードコアど真ん中の下にあるサウンドで、初期のTomorrowを彷彿させるかの勢いも凄まじく、粗暴な音の塊が次々に降ってくる感じだ。その中にメロディもあって燃えてくる。こちらは全4曲。両バンド共にかっこよい!
 
ROSAPARK / RICHARD DURN split LP (213 Records / Maloka / Acide Folik) ¥900
2007年に共にツアーを敢行したユニークなフレンチ・2バンドによるスーパー・インプレシッブ・スプリット! まずは、「Guerrilla Anarquista」こと "Rosapark" は、女性ヴォーカルのデジタル・アナーコパンク・バンド。パンク/ハードコア・ビートから、ヒップホップ・ビート、そしてトライバルなテクノ・ビートまで非常に豊富な打ち込みダンスビートやサンプリングを駆使し、「クソ忌々しい国境、レイシスト・ポリス、利用価値なしの新聞と闘え。自由のために闘え」と呼びかける。しかも「勇敢」・「にぎやか」ーーといった表現が見事に同居したかのアナーキーかつレボリューショナリーなサウンドで、俺は本作でこのバンドがフェイバリット・バンドの一つになってしまった。個人的には、日本のGotchaとの共通 項も多分に感じさせるセンスを持っていると思う。まさに、「Guerrilla Anarquista」。そして、Richard Durnである。このバンドは、日本のMissing You Is Killing Meがdemo CD-Rの日本盤をリリースしていた。キーボードを導入した奇妙なファスト・ハードコア/パンクをプレイするかれらだが、本作ではその奇妙さも行くところまで行ったかという感じ。"250 BPM To Smash Capitalism"ーーイカした表現をするバンドだ。このRosapark / Richard Durn split LPや、両バンドに関連するあらゆるアートワーク、イメージ、MP3、さらには、ライブ・ビデオまで収録したCD-ROM付。暴動のために使いまくれ、ってことだ。
 

PHASE TERMINALE "L'enfer Des Appaences" CD (PHT Prod) ¥900
フランスにはドラム・マシ−ンを使用したアナーコパンク・バンドが多いが、このPhase Terminaleは既にベテランの域に達すると思われるリール (Lille) の出身。本作は、かれらの全15曲入りのデビュー・アルバム。Crass、Conflictのスピリットを内包した、Berurier Noir、Kochiseといったフレンチ・アナーコパンクの伝統が下地にありながら、このバンドはもっと多様な要素を感じさせる。ドラム・マシーンの使い方も単調ではなく、マルチプルに使いこなし迫力あるサウンドを構築、しかもグルーブ感さえあって聞いててまったく飽きない。サウンドにはかなりシンガロングな感触もあって、その上で野太い声の力強い男性ヴォーカルが叫ぶ、その絶妙なコンビネーションがとにかく最高! バッキング・ヴォーカル陣もにぎやかで燃えてくる。歌詞はすべてフランス語。

 

DELTA FORCE 2 "s/t" LP (S.U.P.O.Records / Evil Corporation / Nightstick Justice) ¥900
Manifesto Jukebox、Deathbed、Armageddon Clockらのメンバーによる「スーパー・バンド」のデビュー・アルバム! この「Delta Force 2」というバンド名は、もちろんあのChuck Norris (チャック・ノリス) 主演の米軍の対テロ特殊部隊の活動を描いた映画のシリーズ第2弾 (「麻薬戦争」が舞台) のタイトルである。トレードをしてくれたS.U.P.O.Recordsの説明にはこう書いてある : 「Chuck Norris meets Suicidal Tendencies」、そして協同リリースに参加したレーベルの一つであるEvil Corporationの説明には、「いくらかの偉大なチャック・ノリスに影響を受けたスピードスラッシュメタルパンクハードコア・ソングを聞いたと思ってくれ」ーー チャック・ノリスをおちょくっているのか、それともたんなるファンなのかーーそれはこのバンドに実際に触れた人の判断に任せたい。ともあれ、ゲートフォールド・ジャケットのアメリカの戦争政策下の地獄絵図を描いたようなアートワークからも想像できるとおり、歌詞はかなり反ファシスト・アティチュード溢れるもので、警察、米国西海岸のGospelcore、労働、人種差別 /同性愛差別の制服を着たレッドネック、ウォルト・ディズニーらを痛快に撃つ皮肉のセンスも抜群だ。かれらはみずからの歌詞についてこう説明する : 「俺たちのすべての歌詞は文字どおり絶対に真剣に受け止められるべきだ! 間抜け!」。Suicidal Tendenciesの "Fascist Pig (Fasistisika)"、Judgeの "New York Crew (Jyvaskylan Meininki)" のカバー含む全14曲。最後に、ゲートフォールド・ジャケットの背にはこのバンドとアルバムのこんな別 名までが : 「Chuck Norris & The Colombian Connection Orchestra - Symphony For The Good Booze and Bad Heavy Metal (チャック・ノリスとコロンビア人の接続オーケストラ - うまい酒と下品なヘヴィ・メタルの交響曲」。何でも真剣に受け止めてしまう人には不向きなバンドである。これ読んで、ギャグ・バンドと思い込んでしまったそこのきみ。

 
"ULEABORGLAND HARDCORE ATTACK!" LP compilation (S.U.P.O.Records / Roku Records) ¥900
フィンランド・オウル (Oulu) で活動するクラスト/グラインドコア・4バンドを集めたコンピレーション・アルバム。まずは、AcclaimからリリースしたBurn Again : 新曲4曲収録で、Dビート + Tragedy/From Ashes Rise的なサウンドの変化は大幅にないが、よりロウにより荒々しく突っ走る。Pathos Gazetteは、Napalm Death、Nasum、Rotten Sound、Cannibal Corpseらの影響濃いブルータルなグラインドコア・アタック。うねりのあるヘヴィなスロウ〜ミッド・パートもふんだんに変化をつけたサウンド。Brutopiaは、A面 のBurn Again、Pathos Gazette、そしてEpatasavalta、Defeatedらのメンバー含むダウンチューンド・Dビート・クラストコア。モダンな要素ほとんどなしの非妥協純正スウェディッシュ・スタイルで、それにトチ狂ったようなヴォーカルが乗る。ラストの "Too Tried To Die" では、唯一モダンな要素を感じさせる、ストーナー/スラッジ・パートを取り入れた不穏なナンバーも。ラストは、Throwback : グラインドコア/デスメタルの要素のあるハードコア/クラストで、A面のPathos Gazetteよりスピーディーなサウンドとツイン・ヴォーカルで暴走する。このバンドが面 白いのは、クラスティー・メロディック・ハードコア的なメロディも持っていることだ。
 
DRAFT DODGER "First Past The Last Post" LP (Endless Blockade) ¥900
これは渋いバンドだ。オーストラリアのDraft Dodgerのファースト・アルバムだが、かれらは今の時代にはちょっと「奇妙な」ハードコア/パンク・サウンドをプレイしている。USハードコアがベースにあるのだが、かれらのそれはEconochristやBorn Againstなのだ。ミッドテンポで重心のあるサウンドで、爆発的な勢いを内包しているところがそれらのバンドとの共通 項を感じさせる。それに、Poison Ideaのようなワイルドさもあるところがさらに魅力だ。歌詞はMRRのレビューを引用するのがもっとも適切だろう : 「自由連想的な歌詞は、多くのシャレを引用し、古いことわざや頭の中の公理を反転させ、常用語を組み立て直している。しばし、これらのタイプの歌詞はわかりにくい表現に終始するが、ここでのそれらの歌詞は、広告・イメージ・軍事・環境破壊、そして他のテーマの先鋭的な社会ー政治的な見解に落ち着いている。」。スピードは速くはないが、パワフルなハードコア/パンク・サウンドとはこういうサウンドである、といった最良の例を示しているバンドとも言えるだろう。
 

NIGHTMARE / BURIAL / CRUDE "Axis Of Wolves" 3 way split CD (H.G.Fact) ¥1,300
Burial / Nightmare "Axis Of Wolves Japan Tour 2007" に合わせて、そのNightmare (大阪) / Burial (ドイツ) に、幾つかの日に共演するCrude (函館) を加えた3ウェイ・スプリットCDがH.G.Factよりリリース! もう3バンド全てが強力で最高。まずは、Nightmareの "連鎖"と "不滅" にブッ飛ばされる : 「怒りと憎しみの連鎖が今日もまた吹き荒れる 暴力と権力が この世界を覆い尽くしていくのさ!」ーー痛烈にこう始まる "連鎖" の歌詞 (下にすべて転載) が掲載された背景には、よく見ると、あのコペンハーゲンのスクワット/コミュニティ・スペース "Ungdomshuset" の写真だ (かれらは、2006年6月に行ったヨーロッパ・ツアーにおいて、このUngdomshusetで開催されたDIYパンク/ハードコア・フェス "K-Town Festival" でプレイしている)。かっこ良すぎる。明らかに、この曲は、昨年のUngdomshusetの強制排除、そして「暴動決戦」にインスパイアされた曲だろう (歌詞の内容から察するに、おそらく、同時期に日本であった大阪・長居公園の強制排除にもインスパイアされたように思える。定かではないが)。サウンドも、"Scatterraw" 以降の混沌かつロッキンな「Nightmare節」をさらにスリリングにしたような、圧倒的なハードコア/パンク・サウンドでまったく握りこぶしを作らずにはいられない鳥肌もののナンバーである。これは、Acclaim Collective内のハードコア/パンクのさらなる抵抗アンセムとなること疑いない。Burialも燃える。おそらくこれまでの最高傑作と言える曲を提供。躍動感溢れる攻撃的なジャーマン・スタイル・ジャパニーズ・ハードコアーーというより日本のバンドにしか聞こえないーーでもクローンではもちろんないパーフェクトな出来の "Sworn To No One"、"Eternal Excess" の2曲。最後は、超久々の新曲となるCrude : これまで以上に荒々しさを全面に押し出した録音で、怒濤に展開される "Just Go Go Ahead"、"The Earth" は、かれらの持つ激情がまさに凝縮されたウルトラ・パワフルなナンバー。とりわけ、「コワレタ地球を その手で救え その手がコワシタ 地球を救え」〜「くり返せ何度も 人間たちよ くり返せ何度も わかるまで」と叫ぶ "The Earth" はどこか包み込むような壮大さもあるナンバーで何度もしっかり聞いてみたい曲だと思った。全バンド新曲2曲ずつ全6曲収録!

怒りと憎しみの連鎖が今日もまた吹き荒れる 
暴力と権力が この世界を覆い尽くしていくのさ!

怒りの連鎖 憎しみの連鎖 
CHAIN REACTION, SACRIFICE

強い者はより強く 弱い者はより弱く 仕組みの中 
今日も道端で 労働者は死んでいくだろう 
諦めに慣れ 上っ面の優しさが溢れ出す 
平和にボケ 汚れていく空 誰もが見上げる事 なくなっていくのさ!

危険と不安の連鎖が今日もまた吹き荒れる 
欲望と嫉妬が この世界を覆い尽くしていくのさ!

怒りの連鎖 憎しみの連鎖 
CHAIN REACTION, SACRIFICE

汚さ ごまかし 何もかもが遠い昔の話のようで 
人が人を決める基準が その一つの目が、、、 
社会的排除は 続いていくだろう 
チェーンリアクションの嵐が 今日もまた 冷たい風が吹き荒れるのさ! 

怒りの連鎖 憎しみの連鎖 悲しみの連鎖 犠牲の連鎖 
この平和の国 片隅 今日もまた 連鎖 この世界 暴力 嵐
吹き荒れ 覆い尽くす 強い者 労働者 仕組みの中 
今日もまた いつもの諦め 優しさ 空 誰もが 今日もまた 
危険 不安 今日もまた、、、 
CHAIN REACTION 怒りと憎しみの連鎖が吹き荒れるのさ!

CHAIN REACTION, SACRIFICE

ー Nightmare "連鎖"

 

A-MENACE "萬民騒擾" patch (A-Menace Collective) ¥150
東京のA-Menace Collective自力製作の "萬民騒擾 (みんな大騒ぎ&大暴れ!)" パッチ。どんなコレクティブ?ーーかれらが「自由と生存のメーデー07」で発表した賛同声明が分かりやすいので以下に転載。そして詳細はかれらのウェブ・サイトあるいはブログへ : A-Menace Collective or Ubiqueer

市場経済の亡者たちと一緒くたになってまで、働かない。
同胞や伴侶を殴って居直る活動家のためになんか、働かない。
ひとを隔てる口実に性別や国籍を持ち出すやつらのためになんか、働かない。
搾取と一体の格安が売り物の職場では、働かない。
見て見ぬふりが横行する世間や家庭のためになんか、働かない。

働かないぞ。
strike everywhere.

俺たち反働勢力、近寄るな、怠けが伝るよ。

ー A-Menace Collective's statement for 自由と生存のメーデー07 (http://mayday2007.nobody.jp/)

 

NEXT VICTIM "The Cold Gust Of Wind" CD (Sadness Of Noise) ¥900
このポーランドのNext Victimは、Mind Pollutionのメンバーによって新たに結成されたバンドである。Mind Pollutionといえば、同レーベルよりリリースされたファースト・アルバム "Spalone Dusze" CDが、Acclaimに入荷した際、まったくの無名なバンドながら好セールスを記録した。そのMind Pollutionで変幻自在のすさまじいヴォーカリゼイションを披露していた女性ヴォーカリストがまたもフロントに立つということだ。案の定このバンドもまたそのMind Pollutionと同じくヤバい存在感を放っている。そして、ジャンベも叩く彼女のヴォーカリゼイションは、ここにきて縦横無尽さの頂点を極めたかのようだ。サウンドは、ネオクラスト的な要素があったMind Pollutionから、その要素を抜き、よりスロー・ダウンし、より憂鬱と絶望に満ちている、とでも言おうか。パーソナルな表現で、サウンド同様に、この世界のいたるところにある憂鬱と絶望を唄い叫ぶ歌詞は、友人の言葉を借りれば、「改めてうんざり感も力になり、自分の希望や欲望を呼び起こしてくれる」ものだ。全6曲。

「 下がった目。私の顔を取り壊す。自分たちのペースに巻き込む。とげが私の顔を傷つけるように。苦痛と恥について思い出させて。目から逃れて。それはあなたの体を求めてる。目から逃れて。それは見えない。あなたの中の人間性。深い傷。決して治らない。決して。あなたはどう? 次の犠牲者。強欲のための。」ー Kolejna Ofiara/The Next Victim (次の犠牲者)

 
THE BOLD AND THE BEAUTIFUL / TUNGUSKA split CD (Sadness Of Noise / Trujaca Fala) ¥900
アイルランドのTunguskaがAcclaimからリリースするということもあり、楽しみにしていたスプリット LPだが、期待どおりの素晴らしい内容となった。まずは、ポーランドのThe Bold And The Beautiful : かれらは、2004年にAntichrist、Silence、G.C.M.らのメンバーによって活動を開始したニュー・バンド。このメンツだからといって、安易に、いわゆる「モダンなダーク・クラスティー・ハードコア」を想像してはいけない。そうした要素も「0」とは言わないが、このバンドは、初期80'sの速いハードコアをベースにしつつ、クラストコアやパワーバイオレンスをミックスさせ、「クラスティー・パワーバイオレンス」といったサウンドをプレイしている。今までにもこの表現に当てはまるバンドは存在したとは思うが、かれらのそれは新たな息吹を感じさせる。ほとんどの曲が1分30秒以内、そして圧倒的な爆発力で次々に繰り出される、怒り狂ったファスト・ナンバーの数々。皮肉たっぷりな政治的歌詞もサウンド同様に非常にラディカルなもので、この協同リリースに参加したレーベルの一つ "Trujaca Fala" の説明にもあるとおり、ゲシュタポ/商品化された無言のパンク/ハードコア・シーン、ポーランド人の特定のライフスタイル/政治上の狂気、宗教の詐欺などを痛烈に攻撃している。Black Flagの "Six Pack"のカバー含む全17曲。一方、Tunguskaは、この作品以前にリリースされたsplit 7" w/De Novissmisのレビューでも説明したが、Silence、Easpa Measa、Antichrist、De Novissmisらのメンバーによるアイリッシュ/ポリッシュ混成バンド。このバンドは前者・The Bold And The Beautifulとうって変わって、まさしく2000年以降の「モダン・ハードコア/パンク」と言っていいサウンドで、とりわけHis Hero Is Gone/Tragedyの影響は大きいと思うが、確実に「まんま」ではないと断言しよう。みずからも「monumental screamo punk」と形容しているとおり、かなりスクリーモ (スクリーミング・エモ) 系のアプローチが強く、すべてではないがこれもまた新たなスタイルと言っていいだろう。ストーナー/スラッジ系のパートを自然に絡めるセンスも絶妙。こちらは全4曲。どちらのバンドも2000年以降の独創的な形を提示しているグレートなスプリットだ。
 
FOUNTAIN OF RICH AROMA "s/t" CD (Impulse Records) ¥1,000
同レーベルの "Here Comes The Bottom Line...Vol.2" にも参加していた東京のFountain Of Rich Aromaの1stミニアルバム。レーベルの説明にもあるとおり、確かに31G/GSL/Gravity周辺のバンドのような非常に屈折したノイジーなカオティック・ハードコア・サウンド。混沌としたサウンドの中にもダンサブルな要素があるのもまさにそんな感じで、全曲バンド・カラーを失わない・ノリも失わないクオリティの高さや、楽曲のセンスの良さが光る全7曲。
 
ABOLISHING THE BORDERS FROM BELOW #29 (May 2007) zine (Abolishing BB) ¥400
東欧のアナキスト・ジャーナル "Abolishing The Borders From Below (以下、ABB)" のディストロが遂にスタート。現在、英語で読める東欧のアナキスト・インフォを定期的に提供するアナキスト・ジャーナルとしては、唯一の存在と言ってもいいこのABB。かれらは、2001年・秋にドイツ・ベルリンをベースに活動を始め、コレクティブは、東欧の移民アナキスト、政治的かつ反体制的な反権威主義者たちによって形成されている模様。第29号となるこの最新号の主なトピックは「東欧の労働闘争」 : 「クロアチアのアナキスト及びアナーカ=フェミニスト集会のレポートと分析」、「ブルガリアからのフェスティバルと行動レポート」、「社会学部での学生抗議 (ロシア)」、「ミンスクのチェルノブイリに反対する抗議の日 (ベラルーシ)」、「ウクライナの反国境キャンプの呼びかけ」、「エストニアの暴動を引き起こす記念碑に関するテキスト」、「エストニアのアナキスト・ムーブメントの創造に向かって」、「東欧中の反ファシスト抵抗運動」、「ベラルーシ人の社会フォーラム」、「プラハ・センターでアナキストと衝突する極右 (チェコ)」、「ドイツ系ルーマニア人の強制送還に反対する一つの家族の抵抗の5年 (ルーマニア)」などで構成された全48ページ。一口に「アナキスト・ムーブメント」と言っても、そこには実に多種多様なやり方があるが、このABBはそれらを幅広くカバーしサポートしているのが素晴らしい。
 
ABOLISHING THE BORDERS FROM BELOW #28 (March 2007) zine (Abolishing BB) ¥400
東欧のアナキスト・ジャーナル "Abolishing The Borders From Below (以下、ABB)" のディストロが遂にスタート。現在、英語で読める東欧のアナキスト・インフォを定期的に提供するアナキスト・ジャーナルとしては、唯一の存在と言ってもいいこのABB。かれらは、2001年・秋にドイツ・ベルリンをベースに活動を始め、コレクティブは、東欧の移民アナキスト、政治的かつ反体制的な反権威主義者たちによって形成されている模様。第28号となる今回は、主なトピックが「Collectives - Organizing」 : 「現代スロヴェニアのファシストの傾向」、「イカれているのは誰だ、そしてその組織者は誰だ? ー ブルガリア国会での反資本主義者たち」、「ロシア・チェコ・ポーランドの反ファシズム・ニュース」、「ロシアにおける逃亡の日のアナキスト行動」、「チェコにおけるアメリカのレーダー基地」、「Emancypunx news (ポーランドのアナーカ=フェミスト・DIYパンク/ハードコア・レーベル)」、「ポーランドの無寛容に対する無寛容」、「2014年のソチ・オリンピック (ロシア) に反対するアナキスト・キャンペーン」、「ザグレブのFood Not Bombs・反NATO行動」、「Fuck The Trucks (トラックなんてクソだ) ー ポーランドのRospuda抵抗運動レポート」、「非合法フェスティバル ー "Gender Paths-2"」、「ポーランドにおける生態圏でのアナキスト・レジスタンス」などで構成された全48ページ。一口に「アナキスト・ムーブメント」と言っても、そこには実に多種多様なやり方があるが、このABBはそれらを幅広くカバーしサポートしているのが素晴らしい。
 
GET LOST "Unity Is Fucking Dead" MCD (Kawaii / High Hopes / Eternalis / Positivery Negative) ¥800
フランス・パリのポリティカル・ストレートエッジ・バンド "Get Lost" のファーストMCD。 メロディアスな要素はほとんどないアグレッシブに繰り出されるキラー・オールドスクール・チューンのオンパレード。各々の曲のキレも抜群。しかし、ただ速いだけでなく、ミッドテンポの重厚なパートでグルーブ感も作りながら展開される。サウンド・プロダクションも硬質なもので、迫力満点の仕上がりとなっている。一つ一つの言葉を力強く発するヴォーカリストも聴いてて力が入る。全8曲。
 

ft (THE SHADOW GOVERNMENT) "Guns Of August" LP (Scenester Credentials) ¥900
「このレコードは、政府が悪い状態になるとき、最良の人々が結局犯罪者になるという前提に基づいている。」ーーインナー・シートにこう書かれているとおり、政府に対する不服従・抵抗、そして私たちの希望をメッセージに持つUS・アイオワのポリティカル・ポストロック/ノイズ・バンド "ft (The Shadow Government)" のデビュー・アルバム。以前は、「Flaccid Trip」というバンド名で活動していたらしいが、そうした武装的なメッセージを備えて改名されたのがこのバンドのようだ。メンバーは、Ten Grand、Forstella Ford、Tornavalancheら。サウンドはどう説明したよいのか... 俺はこの種のバンドの説明が苦手なので、レーベルのコメントを転載しておこう : 「注意深く巧みに制御されたサウンド。しかし電子音楽ではない。まさに新しいパンクロックだ」ーーこのコメントに疑いなく、「注意深く巧みに制御されたサウンド」ながら、まさに生身の人間の政府に対しうる闘争の情熱を沸々と感じさせる「新しいパンクロック」だ。フルカラー・ジャケット、フルカラー・ポスター、ハンドメイド印刷の2カラー(白黒)・ポスター、彼らのメッセージ (冒頭文を以下に翻訳) が掲載されたインナー・シートで構成されたトータル的な作りも素晴らしい。限定425枚。最後に、「このレコードは、きみーーそして国家の敵に捧げられる」。私たちはみな眠れる子羊だ。このレコードは、私たちにそう呼びかけている。全13曲。

" このレコードは、政府が悪い状態になるとき、最良の人々が結局犯罪者になるという前提に基づいている。人々が変わるわけではない、法律がそうするのだ。人の基本的な権利のイニシアチブ、異議、個々の喜び、および運動は "犯罪" になる。不明瞭な規則と技術的な書類業務の違反は、心を打ち明ける勇気がある人々を滅ぼすのに使用される。専制国家の理想的な市民とは、うまく飼いならされた群れの動物の状態と引き換えに盲目の服従の中で頭を下げる男性や女性のことだ。思考する人々は暴君の最大の敵になる。" ー Clarie Wolf (Adaptation)

 
ALL IS SUFFERING "s/t" 7" (Scenester Credentials) ¥400
US・メリーランド州バルチモアのAll Is Sufferingのラスト・シングル。80'sスラッシュ・メタル + モダン・クラスティー・ハードコアの融合といった速い重厚なハードコア・サウンドで、曲の構成などはCatharsisの詩的なそれを思わせる。警告音が鳴り響く悲観的なイントロから始まるA面 の "Surge Of Medical Power (医学権力の大波)" はまさにそう感じさせる一部分で、そこから塊のような怒濤のクラスティー・メタル・ハードコア・ナンバーが繰り出される。B面 の "Skullbattery (骸骨砲列) " では、メタルなギター・ソロが聞こえてきて、非常にロッキンな音作りにもなっているが、それもまたバンドのシリアスな雰囲気との一体感があってかなりかっこ良い。全2曲。
 
BURNING THE PROSPECT "Fires In Your Cities" 7" (Right To Refuse) ¥350
Acclaimからsplit 7" w/Silenceをリリース後、このUKのBurning The ProspectのメンバーであるLukeから解散との報を得たが、嬉しいことにこうして自らのレーベル "Right To Refuse" からニュー・シングルをリリースして復活。そして、本作は、新曲2曲収録の片面 7"。彼らのサウンドはさらにヘヴィにさらに不穏にさらに展開凝る、といった感じにパワーアップ。怒りに満ちたタイトなDビート・ハードコアと叙情性がよりうまくミックスされている。現在、1st LPをレコーディングしているようで、既に何曲か聞かせてもらったが、これは傑作になるような予感。
 

NEIN NEIN NEIN / KAPUT KRAUTS split LP (Tofu Guerrilla / Threat Of Today / Rising Riot) ¥900
2・ジャーマン・ポリティカル・メロディック・パンクロック・バンド。Nein Nein Neinは既にデビュー・アルバムをリリースしており、本作がセカンド・リリース。ドイツ語で唄われるスノッティーながら力のこもった合唱系のヴォーカル、そしてエナジー溢れる伝統的なジャーマン・メロディック・パンク・サウンドが、G-7 Welcoming Comitteeから作品をリリースしていた同郷のBut Aliveを思わせてくれる興奮もののサウンド。このスプリットLPの相手であるKaput Krautsを始めとして、これまた同郷のEA80、Amen 81のカバー (このAmen 81のカバーは、彼らがクラストコア系のバンドと言うこともあり、意外なチョイスに思えるが、これが最高) 含む全10曲。方や、Kaput Krautsは、俺も大好きなドイツのTurbostaatやMuff Potterを思わす一杯のエモーションを内包した、グッド・メロディを持つエモ・パンクロック・バンド。こちらもスプリットLPの相手であるNNNのカバー含む全8曲。両バンド共に、派手ではないのだが、ジワジワと心の奥底から沸き上がってくるような力強さを持っており、これはこの種のジャーマン・バンドに多い特徴とも言える。

 

A-MENACE "Our Is No A Brigade Of Despair" patch (A-Menace Collective) ¥150
東京のA-Menace Collective自力製作の "沈黙は、死・抵抗こそ生存" パッチ。どんなコレクティブ?ーーかれらが「自由と生存のメーデー07」で発表した賛同声明が分かりやすいので以下に転載。そして詳細はかれらのウェブ・サイトあるいはブログへ : A-Menace Collective or Ubiqueer

市場経済の亡者たちと一緒くたになってまで、働かない。
同胞や伴侶を殴って居直る活動家のためになんか、働かない。
ひとを隔てる口実に性別や国籍を持ち出すやつらのためになんか、働かない。
搾取と一体の格安が売り物の職場では、働かない。
見て見ぬふりが横行する世間や家庭のためになんか、働かない。

働かないぞ。
strike everywhere.

俺たち反働勢力、近寄るな、怠けが伝るよ。

ー A-Menace Collective's statement for 自由と生存のメーデー07 (http://mayday2007.nobody.jp/)

 

A-MENACE "沈黙は、死・抵抗こそ生存" act-uprising patch (A-Menace Collective) ¥150
東京のA-Menace Collective自力製作の "沈黙は、死・抵抗こそ生存" パッチ。どんなコレクティブ?ーーかれらが「自由と生存のメーデー07」で発表した賛同声明が分かりやすいので以下に転載。そして詳細はかれらのウェブ・サイトあるいはブログへ : A-Menace Collective or Ubiqueer

市場経済の亡者たちと一緒くたになってまで、働かない。
同胞や伴侶を殴って居直る活動家のためになんか、働かない。
ひとを隔てる口実に性別や国籍を持ち出すやつらのためになんか、働かない。
搾取と一体の格安が売り物の職場では、働かない。
見て見ぬふりが横行する世間や家庭のためになんか、働かない。

働かないぞ。
strike everywhere.

俺たち反働勢力、近寄るな、怠けが伝るよ。

ー A-Menace Collective's statement for 自由と生存のメーデー07 (http://mayday2007.nobody.jp/)

 

ABADDON "The Final Fucking Straw" 7" (Halo Of Flies / Severed Head Records) ¥400
US・ウィスコンシン州・ミルウォーキーのダーク・ポリティカル・クラスト/グラインド "Abaddon" のデビュー・シングルが、Protestantのメンバーが運営するHalo Of Flies及びSevered Head Recordsの協同によりリリース。そのHalo Of FliesからリリースされたProtestantも実に刺激的だったが、このバンドも同様だ。「Catheter meets His Hero Is Gone」という表現は今まであっただろうか ? (俺が考えたのだが)。高低ツインヴォーカルを駆使し、壮大でドゥーミーなパートを絡めつつ、ブルータルにテクニカルに突進する様はまさにそんな感じである。聞き飽きない曲のクオリティの高さとセンスの良さも抜群だ。そして、「神」・「民主主義」・「自由」といった言葉が並ぶ反宗教色濃い歌詞は、まさに「神の国」・アメリカの暗い側面 の下で生きる怒りやフラストレーションを現実的に感じさせる。「Red Storm (赤い嵐)」とタイトルされた曲は、ジャケットやインナーシートの「赤い嵐 (オクトパス)」がビルを破壊し、人間を締め上げているアートからも想像できるが、この曲は破壊的な人類によるマザーアースの搾取への警告を示したものだ。「before the keeper of the sea kneel and offer your throats (海の看守の前で、ひざまづき、喉を差し出せ)」。

 
KAOTIK HERO #5 zine (Kaotik Hero) ¥200
早くも5号まできた東京のハードコア/パンク・ファンジン "Kaotik Hero"。3号のレーベル/ディストロ特集のインタビューでは、Acclaim Collectiveを誘ってくれ、都内のライブでもたびたび会っているグッドガイ・パンクスのジン制作者・Soくんの熱いコラムから始まり、新潟のメタルクラッシュ・パンク・スパイダー "Age" 、カナディアン・ノイジー・ハードコア "Germ Attack"、現在、東京で大人気の新鋭ダイハード・クラスティー・ハードコア・パンク・ウオリャーズ "Kreigshog"、東京は下北にあるパンク・ショップ "Killers" のインタビュー、そして、岡山・津山のパンク・シーン・レポート、さらには、80's US/サンディエゴのポリティカル・ディスチャージ・パンク・バンド "Diatribe" ーー85年にUKのObituary zine #9に掲載された、彼らのインタビュー訳で構成された全14ページ。本号からフルカラーのプロ印刷になり、ページ数も増え、実に見応え・読み応え十分の内容となっている。個人的に、Soくんのパンクなキャラクターへの愛着もあり (笑、長く続いてほしいファンジン。
 

WITCH HUNT "Blood-Red States" LP (Profane Existence) ¥1,000
今やアメリカのみならず、世界的に支持を集めるバンドとなったUS・フィラデルフィアのWitch Huntの、現時点での最高傑作・2ndアルバムのLPも入荷。 本作は、セカンド・プレスで、Don Grossingerによってさらなるリマスターが施された、マーブル/スプラッター・ヴィニール仕様。「いてもたってもいられなくなる」っていうのは、このバンド/アルバムのことだ。いつ聞いても、全身から途方もない力が湧く。詳しいコメントは以下を参照のこと :

" CrimethInc.のInside Front reunion issueのコンピCDで知って以来ずっと注目していたUS・フィラデルフィアのWitch Huntのセカンド・アルバムが遂に入荷。そして本作は、ドラマー/男性ヴォーカリストがセカンド・ギタリストに移動し、ニュー・ドラマーを向かえて録音されたもの。これが本当に素晴らしい出来となって本作が彼らのベスト・ワークと言っていいだろう。この大幅なパート/メンバー・チェンジはバンドにより繊細なメロディそしてより攻撃力とダイナミズムとグルーブ感を与えた。とにかくこのドラミングが凄さまじいし、メロディも熱くならずにはいられないってなぐらいのものだ。以前からの伝統的なアナーコパンクと現代的なクラストコアのミックスに、今作では、P.Eの説明に「The most noticable difference is the much more powerful sound, likened to TRAGEDY and FROM ASHES RISE (最も認識可能な違いはTRAGEDYとFROM ASHES RISEに例えられるはるかに力強い音だ)」とあったが、それらのバンドの要素をより強めたのもまさに大正解。ヴォーカリゼイションもそのセカンド・ギタリストに移動したメンバーが今度はヴォーカルにも本腰を入れられるようになったせいか、以前にも増して発狂度と表現力がアップし、さらに女性と男性の力強さが絶妙に融合した特筆もののかっこ良さとなった。さらに歌詞も「United States」を「Blood-Red States (血塗れの合衆国)」と捩りタイトルされたこのアルバムが全てを物語っているだろう。あらゆるところで戦争国家や略奪資本がやりたいほうだいやらかしやがる今、私たちが奴らに対抗せずにはいられない勇気を与えてくれる内容となっている。まさに、怒り・勇気・包容力を兼ね備えたバンドと言っていいだろう。全10曲のこの力強さを! " MP3All Torn Up

 
KAKISTOCRACY "s/t" LP (Profane Existence) ¥1,000
ノースキャロライナ・アッシュビルのアウトスポークン・アナーコパンク・バンド "Kakistocracy" の1stアルバムが、PE及びCatchphrazeの協同によりリリース。本作は、元々、バンドからのみ入手できる限定300枚のツアー・エディションを正規リリースしたもの。基本的に、ポートランドのバンドを思わせもするひたすら直線的に疾走するアナーコパンク/クラストだが、メロディを強調し、アルペジオやエモーショナルな展開も効果 的に織り交ぜ、ただ単調にならない聴きどころをたくさん持ったダーク&ムーディーなサウンド。何か聴くほどにどんどんハマっていくかっこよさがある。そして、Slug & Lettuceなどでおなじみのグレート・アナキストパンク・アーティスト "Jeremy Clark" による、「YOU ARE IN PRISON (おまえは監獄にいる」をテーマにしたようなジャケット・カバーが非常に目につくが、歌詞もその「YOU ARE IN PRISON (おまえは監獄にいる」といった意識を前提に書かれているものばかりで、この世界で生きる「リアリティ」を非常に感じさせるものとなっている。歌詞カードには、俺が引用したように次のような言葉が : 「You don't seem to understand. YOU ARE IN PRISON. If you are to get out of prison, the first thing you must realize is : YOU ARE IN PRISON. If you think you're free, you can't escape (おまえは理解していないようだ。おまえは監獄にいる。おまえが監獄を出たいなら、まず理解しなければならないのは : おまえは監獄にいる、ということだ。おまえが自由だと思っているなら、おまえは逃げることはできない。」。俺はこの言葉を見たとき、あるバンドの言葉を思い出した : 「一人でも抑圧されている人間がいるかぎり、真の解放や真の自由は存在しないんだ。」ーーこう考えると、自由はほとんど絶望的なもののように思えるが、俺はこのKakistocracyの言葉を見て、自分もその「一人」だということをあらためて実感した。俺は、自由とは他者の自由も請け負うことだ (自分で考えたつもりだけど、誰かが言ってたかな)、と思っている。とすれば、このKakistocracyの言葉がよりいっそうリアルに俺に迫ってくる。俺がまず監獄を出なければならない。
 
FORWARD "Just Go Forward To Death" CD (H.G.Fact) ¥2,000
言わずもがな、「This is Japanese hardcore/punk」"Forward" の1stアルバム。プレス切れとなっていたそれを、ジャケットのカラーを変えての再発。以前に発表された作品から、よりR&R色を強めた本作は、ハードコア/パンクの攻撃力とテンション、そしてそのR&Rのスリリングさとノリを完璧なまでに融合させた、まさに「Forward」ならではと言えるオリジナリティを創作した作品だ。女性コーラスを始めとした多彩 なコーラス陣がバックを盛り上げ、ハーモニカまで導入し、音楽的にもかなり幅が広く、完成度が高い。俺は今回、このアルバムを初めてしっかり聞いたのだが、やみつきになりそうだ。さすが、「大名作」と言われるだけのアルバムだと思った。手書きで書かれた歌詞 (英訳もあり)は、「自分自身であれ、そして退屈をぶっ壊せ!」といったもので、かれらのサウンドにこれまた絶妙に合っていて非常に燃えるし、このアルバムを聞いていると、なんとも気分が晴れて、気持ちよく酔える/ノレる自分がいる。全11曲!
 
FOLKZINE #2 zine (Folkzine) ¥250
スウェーデンの「自然」にインスピレーションを受けたDIYパンク/ハードコア・ファンジン "Folkzine" の最新号に当たる#2! 主に「オルタネィティヴ・ミュージック」と「ヴィーガン・クッキング」を扱うこのファンジンの今回の内容は、日本でも話題沸騰となったデンマーク・コペンハーゲンの怒れる反権力メロディック・パンカー "The Assassinators" (めちゃくちゃかっこいいから絶対聞くべし)、同じくコペンハーゲンのK-Townハードコア "Death Token"、L'Amico Di Martucci及びOhuzaruのメンバーによるイタリアン・ファスト・ハードコア "La Piovra"、Riot/CloneのメンバーによるUKアナーコパンク "Refuse/All" の4バンドのインタビューに加え、伝説のスコットランド・ピースパンク "Alternative" のバイオグラフィ−、その他、難易度を設定し料理の初級者から上級者まで参考になるヴィーガン・レシピ、レコード/ファンジン・レビューで構成された全30ページ! また、本号は、コペンハーゲンのバンドのインタビューが2バンドも掲載されているとおり、ファンジンの最初と最後のページには、今年初めに強制排除され、取り壊されたスクワット/スペース "Ungdomshuset" の永遠のサポートを示すUngdomshusetのロゴと写真が載せられ、この場所への敬愛ぶりを感じさせる号ともなっている。プロ印刷のしっかりとした作りでデザインも素晴らしい。
 
FOLKZINE #1 1/2 zine (Folkzine) ¥150
スウェーデンの「自然」にインスピレーションを受けたDIYパンク/ハードコア・ファンジン "Folkzine" の2号めに当たる#1 1/2 (この号は2号めに当たるが、フル・イシューではない)。このファンジンをやっているAndreasは、大学で日本語を選択しているというだけあって、表紙には「スウェデッシュパンク無しには生られません」(原文そのまま (笑) のメッセージが。そして、本号は、そのメッセージが示すとおり、現在のスウェディッシュ・パンク/ハードコア・シーンに焦点を当てた内容となっている。バンドやレーベル/ディストロのみならず、ギグ/イベント・スペース (Andreasはヴィーガンだけあって、「ピープルズ・キッチン」がある場所も多く紹介し、それについて触れている) の紹介、また、それらのコンタクト・リストも掲載し、直接スウェーデンのDIYパンク/ハードコア・シーンに触れにいこうと思っている人にはとってもためになる。その他、簡単に訳せそうな分かりやすいココナッツミルクを使ったべジカレーのヴィーガン・レシピやファンジン・レビューで構成された全14ページ!
 
DISKONTO "We Are The People Our Parents Warned Us About" LP (Six Weeks) ¥900
スウェーデン・ウップサラのスウェディッシュ・ハードコアのベテラン "Diskonto" の4枚目のフルアルバム。これまでの作品に比べると、整合感が増し、ノイジー度は控えめになったが、その分スピードをさらに追求した音作りになって、これもまたかっこいいぞ。ロッキンな要素や展開も加わったが、どこから聞いても、「Diskonto」 と分かるかれらの存在感はもちろん健在。しかしすさまじいスピードでブっ飛ばすスカンジ・ハードコア・スラッシュ・サウンドは爽快そのもの。西洋の中産階級社会・麻薬中毒者・俺たちの未来・グローバル市場・パンク・精神的な都市化計画など、収録の全23曲がすべて違うテーマ ( (似たようなテーマでも視点を変えてずらしている) で書かれた、批判精神抜群の歌詞もものすごく興味深い。すべてスウェーデン語で英語の解説あり。
 
CONCLUDE "s/t" CD-R (Reset Not Equal Zero) ¥500
日本の初期フィニッシュ・スタイル・クラストコア "Conclude" のまさに"Drunk & Chaos & Raw" な初期音源を集めた第2弾となるリリース。と同時に事故により亡くなったギタリストに対する追悼の意を込めリリースされたもの。収録は、ヨーロッパ・ツアーで無料配布した "European Tour Gig Freebie Demo Tape"、96年11月17日の吉祥寺クレッシェンドでのデビュー・ギグ、97年2月2日のフィンランド・ヘルシンキのBar Fatmamaでのライブ、そして97年2月2日の同じくフィンランド・トゥルクのTVOでのライブの全33曲 (Terveet Kadetのカバー2曲含む)。全曲 (DIY) リミックス&リマスタリング。
 
THE FORCE WITHIN / WHAT WE FEEL split CD-R (Bloodspit) ¥400
共に深い交流のあるドイツ/ロシアの2バンドによる2006年リリースのスプリット盤。ドイツのThe Force Withinは、初期〜中期Endstandを思わすニュースクール・ハードコアの要素も多分に含んだエネルギッシュなメロディック・オールドスクール・ハードコア。本作には、Goodboy RecordsよりリリースされたTackleberryとのスプリットCDの5曲 + ビデオを収録。そして、ロシア・モスクワのアンチ=ファシスト/ナチ・ポリティカル・メロディック・ハードコア "What We Feel"ーーかれらも非常にメロディアスな音作りで、NYハードコアの影響も多分に含んだエナジー溢れるサウンド。こちらは、ミニアルバム "Destiny's Strike"の全9曲を収録。インナーには、かれらの友人 "Sasha Rjuhin" が、かれらのショーに行く途中、ナチに殺害されたようで、そのことが書いてある。その出来事に対する怒りと悲しみが入り交じったような、かれらの反ファシズム/ナチ・ソング "Good night white pride!" はとくに心に響いた。ロシアの "Bloodspit" からのリリースで、ジャケは脳みそを頂戴しようとしているクソ・プーチン。
 

VIIMEINEN KOLONNA / KURWA APARATA split 7" (Kamaset Levyt) ¥400
既に何作品もリリースしているのでご存知のパンクスも多いと思われるフィニッシュ・ハードコア・ヘル "VK" のラスト・スタッフが本作 (とはいえ、リリースされたのは結構前だが)。このバンドをまだ知らないパンクスで、 Terveet Kadetが好きならぜひ聞いてみてほしい。とくに "Black God" 時代の彼らを彷彿とさせる、ダークでシンプル、かつカオティックなトータル・フィニッシュ・ハードコアが実に渋い。方や、Kurwa Aparataは、オーストリア・ウィーンのポリティカル・ドランク・クラスト・パンクス。本作がデビュー・スタッフになる彼らのサウンドは、変化をつけた曲展開に、ファストでノイジー、それだけではなくキャッチーなメロディがあるところも魅力。インナーのメンバー・フォトを見ると、缶 ビールや酒びんを持っていかにも大酒飲みそう、自分自身の「死」・人間の空想主義・戦争について唄った政治的な歌詞を見ると、知的で敏感ーーそれらがバランス良くマッチしたバンドと言えるだろう。

 
IDIOTI NOVE DOBY "Systematicky Podvod" CD (Nightmare) ¥900
ex-Mass Genocide Process、Atentat Na Kulturuらのメンバ−が在籍するチェコのポリティカル・パンク/ハードコア・バンド "I.N.D" の多分2ndアルバム。トレードしたとき、レーベルの説明に「Blazing Crust/HC/Punk」と書かれていて、Mass Genocide Processのメンバーもいるというので、当初はバリバリのクラストコア・サウンドを想像したのだが、まったく違った。確かにクラストコアの要素は持っているが、もっとキャッチーでシンガロングな80'sチェコ・パンク・バンドの要素が強く、スカのリズムも取り入れた曲もあるなど、いわゆるアナーコパンク・ファンの方によりアピールしそうな内容となっている。かなりパワフルでよい。ボーナス・トラックで、2003年のオールド・アルバム (1st?)も追加し、ビデオ・クリップも収録した全32曲。
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