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PROLETAR
"Back To Hatevolution" - discography CD (Delusion
Of Terror / To Live A Lie) ¥800
インドネシア・ジャカルタのポリティカル・グラインド "Proletar"。2002年から2005年までの音源をすべて集めたディスコグラフィーCD。収録は、"Psysical
and Mental Torture" tape (2005)、"Universal Ides" tape EP (2003)、split
tape / CD w/Extreme Decay (2003)、Split tape EP w/Satellite (2002)、"Rakyat
Jelata" full length tape (2001)、"Massive Resistance" demo tape (2001)
の全55曲。デスメタルやモダンな要素は一切ないブルータル&ピュアなクラスティー・グラインドコアで、ショボさは全くなく、非常にガッチリとした硬質なサウンドを聴かせてくれる。かっこよいグラインドコアとはどういうものか、をよく知っている感じで、曲の良さも文句なし。とりわけ、最新録音の
"Psysical and Mental Torture" tape (2005) は秀逸。ヴォーカルの唄法もブルータル極まりなく、ときおりハードコア的なコーラスを導入しているところが面
白い (George War Bush! など) 。反国家・反ブッシュ・反グローバリズム・反システムなどを叫ぶ歌詞もアングリーそのものだ。ダーク&ビューティフルな7"EPサイズのジャケット。トレードをしたフィリピンのDelusion
Of Terrorを始めとしたインターナショナル全12レーベル協同リリース。お世辞でなく、先進国のバンドを主に聴いている人にこそぜひ聴いてみてほしいバンドだ。 |
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DISCONVENIENCE "Umea Punk City" CD
(Delusion Of Terror / Life On The Edge / Cactus) ¥800
このDisconvenienceは、スウェーデン・ウメオ (Umea) の'77/'82スタイルのフィメール・フロンテッド・アメイジング・パンクロック・バンドである。これは、2006年リリースのファースト・アルバム
"Umea Punk City" LP (Wasted Sounds)に、ボーナス・トラックとして、2005年リリースの
"War On Wankers" 7" (Wasted Sounds) を加えた東南アジア・エディションCDで、全15曲の収録。彼らのサウンドは、自らも公言しているとおり、Avengers、Ramones、
Partisans、Black Flag (初期) などに影響を受けたメロディック・ドリブン・パンクロック・サウンド。7"では荒々しさが全面
にでているサウンドだが、LPではよりメロディアスになっており、このCDでは、彼らの全ての曲を聴けることもあって、彼らの微妙な変化を感じ取ることができる。しかし、共通
しているのは、曲のよさ、パワフル、ハイエナジーの三拍子揃っていること。「I
can't resist your seduction, even though it isn't fair (フェアじゃないけど、私はあんたの誘惑に抵抗できない)
」・「You won't see me at all, you leave me in despair (あんたは私にまったく会わずに、絶望の中に私を置き去りにする)」と唄う「I'm
A Pervert (私は堕落者)」は、曲も歌詞もほんとかっこよすぎる。この曲の意味が分かる奴は、よっぽど「堕落者」のセンスがあるだろう。私たちを「堕落者」と決めつける奴らは、一体全体どこのどいつなのか?
そして、私たちを裂こうとする奴らは、一体全体どこのどいつなのか?
奴らに「堕落者」と呼ばせる前に、私たち自らが「堕落者」と名乗ることは何を意味するのか?
私たちが、「私たち」と「奴ら」の間を注意深く見ようとするのなら、そう自ら名乗ることは、私たちに別
の視点や人生を与えてくれるかもしれない。それから、「正しさ」を闘争の主眼に置いている奴にはちょっと衝撃的な曲かもしれないが、「フェアじゃない」ことにも意味はあるんだ
: 「I'll stand outside your window, I'll steal your underwear (私はあんたの窓の外に立つつもりだし、あんたの下着を盗むつもりだ)」
。 → Disconvenience's MySpace
site.
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WAR ALL
THE TIME "Discography" CD (Life On The Edge
/ Black Konflik / Cactus) ¥900
2005年夏に解散したUKのBoxed Inーーヴォーカルにex-KitoのRobを迎えて新たにネーム・チェンジした、このWar
All The Time。本作は、2007年11月に敢行された東南アジア・ツアー (マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ)
に合わせてリリースされた彼らのディスコグラフィーCD。リリースには、マレーシアの4レーベルが参加。収録は、"s/t"
7" (Yellow Dog)、Split 7" w/Horrr (Zandor)、Split 7" w/Whole In The
Head (Crime Scene)、そして未発表曲3曲の全17曲。ドラムはもちろん、Flat
Earth RecordsのSnedで、ここでも彼の超絶ドラミングが冴えまくる。Boxed
Inを継続したサウンドに加え、よりTotalitarのようなスウェディッシュ・リフ、さらには、SufferやHealth
Hazard (彼が以前ドラムを叩いていた) の面影も残したレイジング・UK/スウェディッシュ・ハードコアが燃える。歌詞は、「War
All The Time (常に戦争)」というバンド名が物語るとおり、第一次世界大戦から始まり、第二次世界大戦、そして、現在の対テロ戦争まで、すべて「War
All The Time (常に戦争)」について唄われている。 |
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CREOSOTE "Life Lessons" 7" (Self-Released)
¥400
US・アリゾナ州フラッグスタッフのCreosoteのデビュー・シングル。彼らは、ex-Contraveneのドラマー
"Nick" が、ここでもドラムを叩くデュアル=フィメール・アナーカ=フェミニスト・バンドだ。本作は、彼ら自身の手によってリリースされた全2曲収録。そのサウンドは、真摯なContraveneのアナーコ・クラスト・サウンドをまさに引き継ぐものだが、よりメロディとエモーショナルな面
が強調されており、沸々と心が揺さぶられ、徐々に情熱が押さえきれない
(あるいはその逆で)、といった感じの繰り返しで曲が進行していく。印象的なタイトルの「Life
Lessons (人生のレッスン)」ーー私たちのための「人生のレッスン」とは何だろうか?
もちろん、男性至上主義の既成社会における家族の中のそれでもないし、学校の中のそれでもないし、会社の中のそれでもないし、パンク・シーンの中のそれでもない。彼らは、「Bullet
Proof Chest (防弾胸)」の中でこう唄っている : 「Sometimes we stand
tough in our papier mach'e armor (しばし、私たちは、いつわりの鎧の中に堅く立つ)」ーー「いつわりの鎧の中に堅く立つ」とは、「男性至上主義の既成社会の中で強さに固着する」と言い換えてもいいかもしれない。そして、この曲は、私たちのための「人生のレッスン」は、その「いつわりの鎧」を自分で脱ぐことからしか始まらないし、その「いつわりの鎧」を自分で脱ぐためのあらゆるレッスンが私たちのための「人生のレッスン」である、ということを唄ったものだ。また、この曲では、こう締めくくられている
: 「My hart is mine to keep (私の心臓は自分を守り続けるための私のものだ)」。「Bullet
Proof Chest (防弾胸)」ーーこのソング・タイトルはここに象徴される。彼らは、Acclaim
Collectiveより、split 7"、あるいはニュー7"をリリース予定。
★
「舌を噛み切って、弾を込めた銃で自分を傷つけたらいい。声を出せ。声を聞け。上等の妥協で自分を傷つけたらいい。しばし、私たちは、いつわりの鎧の中に堅く立つ。時計とにらめっこしながら。強さと引き換えの時間。偽りとは、真実と進歩だったのか。私自身とバターナイフに保護されながら、私は足かせがはまった状態でたくましく立つ。これが自己妥協で、自分自身だったのか。その自分自身をみつけるための。これが自己妥協で、自分自身だったのか?
違う、私は失われちゃいない。私は見つけた。波打つ心臓からの鼓動で。汗から離れて、情熱の音を運べ。手を通
じて、考えを分泌して。波打つ心臓からの鼓動で。私は失われちゃいない。私は見つけた。私は海より深い感情を抱いている。私の情熱は自分の感情の野火だ。薄氷は自分の足で踏む。私の心臓は自分を守り続けるための私のものだ。」
ー Bullet Proof Chest (防弾胸)
★
「Creosote は、正しい白人男性パンク・シーンの扇動及び騒動について唄った2人の女性がフロントに立つアナーカ=フェミニスト・バンドです。私たちは、政治に無関心のばかげた産業ロックの価値観に興味はありません。私たちは、楽しく過ごそうとするクィアにビールをこぼす最前列のバイオ野郎のツラに、つばを吐き、怒りの拳を上げて激しい怒りをぶつけ、反応する人々を勇気づけるためにここにいます。私たちは、性的虐待・精神的問題・ヘテロセクシズム・白人的特権の認識・その男性の特権・定められた階級及び経済的特権・資本主義/消費文化を認識し、それが私たちの環境から私たちの友人と私たちの家族を分断する方法のように、どう私たちに個人的に影響するかーーについての問題に取り組むため/についてを組織的な抑圧に結びつけるため/についてのリンクを創作するためーーつまり、私たちが使用する言葉やよりアクセスしやすい言語によって、学界の外へこれらの問題を取り上げ、より良い友情を創造し、より強いコミュニケーションを開発し、すべての抑圧からの脱構築を通
じ、優先順位を集める記録の創作のためにここにいます。Creosote は、それが、3番目、4番目、あるいは5番目の性にかかわらず、同時にそれが上記のいずれか、あるいはそれらのすべてでないことにかかわらず、ジェンダー間の流動性を支持します。私たちは、家父長制を潰すことを目指す自己弁護しないアナーカ=フェミニストとフェミニストの支持者であり、私たちは、土着的な抵抗を支持して、私たちが生きる肥え太った恐怖症の世界を潰すことを目指します。システムからの脱構築と共に、私たちは私たちの人生の再構成を目指します。私たちは、私たち自身、友人、家族、そして共同体の回復を奨励します。私たちは、私たちが言うことと、取る行動に関して責任があります。」
*This "About Creosote" taken from their MySpace
site.
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CHANGES
"Remember What You Were Thinking About..." CD
(Old Skool Kids) ¥900
「Remember What You Were Thinking About... (おまえが考えていたことを思い出せ...)」とタイトルされた、
ロシア・モスクワのChangesのセカンド・アルバムが、Old Skool Kidsよりリリース。彼らは、結成が2002年とい
う既にベテランの域に達する力強いメロディック・ハードコア・バンドだ。USのComeback
Kidなんかのメロデ ィアスなオールドスクール・ハードコアを基盤に、Strike
Anywhereの激情をミックスしたかのよう。いわゆるカラッとしたサウンドではなく、湿り気のあるー重みのあるサウンドが個人的に好み。
すべてロシア語で唄われ、ひたすら誠実に前進する全9曲。 |
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THE PROCESS / RENTOKILLER split 7"
(Old School Kids) ¥400
スウェーデンの「非妥協」モダン・ハードコア/パンク2バンドによる激突。The
Processは、GBG (イェーテボリ) 出身。このバンドは、あのRefusedを彷彿とさせる政治性を持った素晴らしいポリティカル・ハードコア/パンク・バンドと言い切りたい。同レーベルよりリリースされた
"Taste the Knife" MCD (2007) に続く彼らの新曲は全2曲収録。音的には、そのRefusedを始めとして、Children
Of Fall、あるいは、From Ashes RiseやVictims、はては、At The Drive-Inの影響までをうまくミックスした曲のかっこよさもさることながら、熱情を放出しながら圧倒的なテンションで演奏されるその様にまた熱くならざるを得ない。方や、Boras
(ボラス) 出身のRentokillerは、こちらもRefusedの影響が伺えるが、前者のThe
Processがよりストレートな90'sモダン・クラスト色が濃いのに対して、こちらはConvergeのようなカオティック色が濃い。歌と絶叫を考慮した曲作りもセンスいい。彼らも全2曲収録。最後に、レビューの下に掲載するが、印象に残ったThe
Processの「Action Directe (直接行動)」 について : おそらく、この曲は、「9.11」にインスパイアされたものだろう。そして、「スーダンの犠牲者」とは、1998年8月21日、アメリカ政府がタンザニアとケニアの米大使館爆破事件ーーつまりテロへの「報復」として、アフガニスタン、スーダンの「テロ施設」
(スーダンの「テロ施設」の実際は、ただの製薬工場であった) に対し、巡航ミサイル・トマホーク100発を無通
告に発射し、攻撃した際に死んだ人々を指している (これもおそらく)。アメリカのアナキスト・コレクティブ
"CrimethInc." は、「Forget Terrorism : The Hijacking of Reality
(テロを忘れよう : 現実のハイジャック)」の中でこう言ったーー「多くの人々が国際的なテレビの中で、実際に命を失う不運を持っているとき、この社会に見いだされる悲劇がある。」、と。その「悲劇」とは、俺たちの「無知」である。その「無知」とは、権力を強化する。俺は、この曲の「人類が無知によって砕かれる間。愛の嘆きが地面
を満たす。」という一節を読んだとき、何とも言えない気持ちになった。「人生に幸いあれ」とは、一体誰のものであろう。まさに、「システムに対して直接行動を。人間性が死んでいるときに一つの愛を。」だ。
★
「人生に幸いあれ。彼らが信じるすべての実物宣伝。このとき、彼らはみな死ぬ
だろう。飢餓の恐怖とフラストレーションを好みながら。おまえは俺に会わないだろうよ。俺たちの指導者は気にしちゃいない。人々の死は十分な理由じゃないのさ。奴らの言葉を聞くんだ。俺たちに自由を与えやがる、あるいは俺たちを死に追いやりやがる。システムに対して直接行動を。人間性が死んでいるときに一つの愛を。優美な時間は過ぎた。人類が無知によって砕かれる間。愛の嘆きが地面
を満たす。すべて空しく、スーダンの犠牲者は死んだ。」ー Action
Directe (直接行動)
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THE INFERNAL NOISE BRIGADE / FILASTINE "No G8 Action Japan
Benefit" CD (U-Do-Sha / Irregular Rhythm Asylum
/ No G8 Action Japan) ¥1,500
今年7月に開催される北海道・洞爺湖でのG8会議への抗議行動・対抗運動の一環として、「音」による取り組みも、この界隈で着々と進行されている。Acclaim
CollectiveもGotcha / Rosapark "Punks Against G8" split CDをリリースするが、その先陣を切って、遂に、U-Do-Sha
/ Irregular Rhythm Asylum / No G8 Action Japanから、このThe Infernal
Noise Brigade / Filastine "No G8 Action Japan Benefit" CDがリリースされた。また、このCDは、タイトル通
り、その北海道・洞爺湖で開催されるG8に反対するネットワーク "No
G8 Action Japan" へのベネフィットである。これは、まぎれもなく先陣を飾るにふさわしい内容である。The
Infernal Noise Brigadeは、1999年・シアトルでのWTO会議に対する抗議行動の騒乱の最中にデビューし、その後、2000年・プラハでのIMF/世界銀行総会、2003年・メキシコ・カンクンでのWTO会議、2004年・ニューヨークでのアメリカ合衆国共産党全国大会、そして、2005年・スコットランドでのG8会議など、世界各地の抗議行動の場に現れ、そこにいた抗議者たちを終始鼓舞・乱舞させる熱演を繰り返してきたアナルコ・マーチング・バンド
(このネーミング最高) である。俺はこういうグループが存在すること自体に、人間の「生」に対する途方もない情熱を感じずにはいられない。というのは、シアトルのアート系ニュースペーパー
"ザ・ストレンジャー" が、I.N.B.の「訃報」において、「最も重要で、かつドラマティックな出来事は警官隊との攻防戦」、であると記していたことを知ったからだ。とりわけ、東京におけるデモに参加したことがある人なら分かると思うが、そこでは、終始、警察によって車道・歩道の両側から挟まれるという、いわゆる「サンドイッチ状態」の「光景」が権力によってつくり出される。それは、毎朝の出勤時、ホームの地下へと続く窮屈な壁に挟まれた階段を何の会話もなしに続々と人々が降りていく「光景」と似ている。つまり、そのデモにおける「光景」と、私たちが日々生きている
(目にする) 「光景」はまったく同じだということである。俺がI.N.B.に対して抱いた、その人間の「生」に対する途方もない情熱を、私たちすべてが「共有」しうる鍵がここにあるのではないか?
俺はかれらを生で体験したことはないが、本作でのかれらを聞いて、あらゆるシステマチックな場面
ーーつまり、前述したデモや日常の「光景」から、「生」がみるみる解放されていくのを感じた。この感覚は俺だけのものではないと信じたい。ーー「最も重要で、かつドラマティックな出来事は警官隊との攻防戦」ーーかれらは、警察隊と対面
するときこそ、私たちすべての「生」が解放されるチャンスであるーーそう私たちすべてに伝えたかったのかもしれない。ここまで書いてきて、もうお気づきの方もいるかもしれないが、あらゆる「壁」との攻防戦を抜きにして、I.N.B.の本質は見えてこない、ということだろうか。ここが盆百のマーチング・バンドとかれらの決定的な違いのような気がする。本作には、なんとかれらの未発表音源を収録の全11曲。とにかく圧巻の一言だ。次は、そのI.N.B.の創設者であるFilastineである。
ーー「...国境をぶっ壊すための国境を越えたサウンド・トラックを世界各地にばらまき続けるアナキストDJ...」ーーこれは、本作の宣伝ページに掲載されている彼の紹介文から抜粋したものであるが、彼の活き活きとしたリズム・電子実験・現場の標本抽出・多言語的なヴォーカルなど、広範囲のミックス・スタッフで創作される、革命の「音」は、まさにその文そのものである。本作で聞ける彼の最新ミックスは、そんな彼の集大成的な大作である。最後に
: 俺は、もっとも危険な幻想とは、一つの現実しかないと信じることである、と思っている。今年7月、北海道・洞爺湖に集結する「G8」は、まさにそのことを象徴しているものである。たった8カ国の首脳によって、あらゆる物事が決定され、人と人との繋がりが分断させられ、私たちの可能性が萎縮させられ、私たちの「生」が滅茶苦茶にさせられるのである。私たちは、そのような「一つの現実」は絶対に拒絶しなければならないーーこのCDには込められている。奴らに対する嫌悪感のすべてが。情熱・刺激・楽しさ、さらには「The
Future Is Unwritten」ーー「未来には何でも起こりえる」といったゾクゾクする感覚を提供する革命的な「音」によって。俺は今、このCDを聞きながら、今年の夏には、あらゆるシステマチックな「光景」がこのCDによって繋がれ、そこが「生」の解放によって祝われることを夢見ている。
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SEE YOU
IN HELL "Attack!" CD (Too Circle)
¥1,200
06年にかれらのジャパン・ツアーをオーガナイズした東京のToo Circleより、チェコのSee
You In Hellの2ndアルバムのジャパニーズ・バージョンCDがリリース。このリリースに伴い、タイトルの「Attack!」という文字がチェコのInsane
Societyからリリースされたチェコ・バージョンの「Utok!」から変更されている。前作でも見せたジャパニーズ・ハードコアのさらなる影響はもちろん、タイトルの「Attack!」をまさに具現化したような、ひたすら前に前に突き進むレイジング・クラスティー・ハードコア/パンク。インレイに「This
Record Is Dedicated to Eastern European Hardcore / Punk.」とあるように、根っこの東欧ハードコア/パンクへの愛情ももちろん失わない、さらに余分な物をそぎ落とし豪快になった全8曲と言えよう。歌詞カードには、かれらの歌詞及び対訳、そして、Too
Circleオーナー・前田くんによるかれらのジャパン・ツアー・レポートを掲載し、しかもエンハンス仕様で、かれらのライブ映像まで収録。 |
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KHATARINA "Ala Eparoi, Vaan Aparoi / Don't Hesitate, Be
A Bastard" 12" (Khatarina Korporation / Deaf
Forever / Campary) ¥1,000
「Ala Eparoi, Vaan Aparoi / Don't Hesitate, Be A Bastard (遠慮せず、クソ野郎になれ)」ーー何とも彼女たちらしいタイトルを引っさげて、素晴らしき怒れる5人の女性ことフィニッシュ・フェミニスト・Dビート・クラスト
"Khatarina" が新作片面12"をリリース!!しかし、彼女たちの怒りには、眉間にしわが寄ったところが全くないと言えばいいのかーー本当に気持ちが晴れ晴れする。彼女たちがいわゆる「いい女の子」を微塵も感じさせないことには、男性優位
主義に基づくこの支配的なシステムがもたらす「空気」を無視して、「気にしなきゃいい」そうすれば「私たちは「いい女の子」から抜け出せる」といった類いの、ある限られた人間にはできるーーを讃えているからではない。彼女たちは、私たちが「いい女の子」にさせられているのは、そのようなシステムが私たちをクソみたいな靴磨きのように扱うからこそーーそれに反逆することをもっとも讃えているからこそ「いい女の子」を微塵も感じさせないのだ。そうすることによって、つまりタイトルの「遠慮せず、クソ野郎になれ」ーーを実行することによって初めて、「私たちは「いい女の子」から抜け出せる」ということを彼女たちはよく分かっている。彼女たちのかっこよさはまさにここにあるわけだが、彼女たちは、そのようなシステムと個別
の性格を分離して考えない。私たちを取り巻く「空気」はこのシステムに左右されるーー彼女たちのメッセージの核は常にここに置かれる。俺がここまで言及した彼女たちのそんな魅力が凝縮された怒り漲るサウンドの方も、当方Acclaim
Collectiveからリリースした7"からさらにパワフルになり現時点での彼女たちのベストと言える内容。自分のレーベルからリリースしたから言うわけであるが、俺は今一番かっこいい女性バンドと言い切りたい。加えて、歌詞インサートに載せられた彼女たちのおばかな写
真もかわいくて、つい微笑んでしまう。最後に自慢 (笑)。俺は、彼女たちから直接このレコードを仕入れたのだが、なんと俺へのプレゼント用のレコードのスリーブに直筆で、「To
Kazu ラブ Khatarina」、さらにはレコードの片面にはメンバーみんなの直筆でサインが!
俺はハグしたくなるほど彼女たちのことがますます好きになったが、「恋愛感情」ではない?
たぶん一回りは違うだろうから(笑)まあ冗談だが、ただ、いつか必ず彼女たちと日本かフィンランドで会いたいと思った。
なぜなら、彼女たちは「大切な仲間」だから。「Ala Eparoi, Vaan Aparoi
/ Don't Hesitate, Be A Bastard (遠慮せず、クソ野郎になれ)」。
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「いったいD.I.Yに何が起こったんだ? なんで権利があると思う? それは単なる建設的批判だったのか?
いったい "支配者もなく" に何が起こったんだ? 確かにあんたは選択の権利を持っている。つまり、実のところ、あんたは優越のために声明を発表したんじゃないのか?
実のところ、それはシーンを定義しやがるあんたの究極の権利のための正当化だったんじゃないのか?」ー
Constructive Criticism (建設的批判)
「外国人、よそ者。支配的な文化的規制に従え。外国人、負け犬。日常の人種差別
はあんたが知ることになる。いったい何をする。いったいどこに行く。制限された可能性、否定された入り口。社会のあんたの場所はうまく設計されてるよ。負け犬のための仕事はない。負け犬のための尊重はない。負け犬のための正義はない。負け犬のための人生はない。外国人、いいカモ。私たちは、見下し、腹を立て、暴行を加える。外国人、負け犬。日常の人種差別
はあんたが知ることになるさ。」ー Underdog (負け犬)
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STUMM
"I" CD (Blind Date / Aesthetic Death) ¥900
フィンランド・トゥルクのフェミニスト・Dビート・クラスト "Khatarina"
のベーシストであるHelenaがメンバーで、ここでも彼女がベースを弾く (彼女は、Kylma
Sotaというノイズ・Dビート・バンドでもベース弾き) フィニッシュ・ドゥーム/スラッジ・バンド
"Stumm" の2006年リリース・デビュー・フルアルバム。憎悪と苦痛が永遠に続く陰鬱スラッジ・サウンドで、まさにGriefやNoothgrush路線。ヴォー
カリストは、Eyehategodスタイルの地獄の底から叫びを上げるような唄法で、「stationed
between illness and health (病気と健康の間に据えつけられる)」、「no
pills can take away your breed from my eyes (どんな錠剤も私の目からおまえの血統を取り去ることはできない」、「breathing
out smells of suicide (息づかいは自殺のにおい)」、「a new christ for
every mourning (あらゆる悲しみのための新たなキリスト)」といった、このシステムが原因となって引き起こされる「腐敗」を一行の歌詞で繰り返し叫ぶ。それぞれの歌詞に
配された写真との構成も絶妙で、彼らのメッセージが直に伝わってくる。4曲で35分強といった内容。
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BURNING TIMES "s/t" 7" (Tadpole) ¥400
UK・ブライトンのグレート・クィア・ハードコア "Burning Times" のデビュー・シングル。「Burning
Times (燃える時)」ーーこのバンド名がすべてを物語っている。Limp Wristなんかと通
じるところもあるが、もっと'90以降のモダン・オールドスクールHC・スピリットを内包したような怒りに満ちたハードコア/スラッシュ。これが凄まじい情熱をも兼ね備えており、まさに燃え尽きんばかりの全5曲。ダークな感触や、センスあるメロディ、テンション高い確かな演奏力もかなりかっこよい。「Queer
screaming truth (クィアは真実を叫ぶ)」ーーこれは、彼らのmyspaceに掲載されている言葉であるが、彼らは、クィアであるがゆえに、攻撃的な偏屈者どもが前線に立つヘテロ・システムの盲目に牙を剥き、そして、そのような社会体制からあらゆる性の自由と解放を奪還することが、私たちすべての「真の自由」と「真の解放」に繋がることを強調する。私たちすべてがこの役割だらけの腐ったヘテロ・システムの中で感じている「生きづらさ」や「疎外感」に「性別
」は関係ないし、その感覚は同じだ、と。俺にはそう聞こえてならなかった。ファースト・ソングの「Nuclear
Family War (核家族戦争)」の中で、彼らは言う :「おまえは不思議がる、なんで人間関係に苦労するのか、ってな。」そこから想像力と抵抗を!ーーだ。「UP
THE PUNKS... UP THE QUEERS... UP THE LADIES... FUCK THE IDIOTS.」ー
Burning Times (
myspace ).
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「俺たちは出生以来、自分たちに課される制限を拒絶する。ただ体の種類だけに基づく分類。俺たちの体は俺たち自身のもの、自分たちの中で、誰を愛し、ファックするか、あるいは受け入れるか、それは俺たちが決める。つまり、俺たちが単独で。これが本当の表現の自由だ。ジェンダーの意味なんかいらない。性的国境もない。万人の自由だ。女が対象化されるかたわら。男が野蛮になり続けるところに故障がある。クィアの若者が家族と友だちへの恐怖で自らの願望を抑え、常道に執着するところに故障がある。それは恥だ。俺たちは何者かの専門用語で判断されやしない。割り当てられた役割なんかに絶対適合しやしない。ベビーカーと人形を持っている大勢の幼女、そして、銃を持っている少年。革命はほとんどない。これが核家族戦争...これが核家族戦争だ。だから、忘れろ、あらゆる注意散漫、テレビの温かい愛情のある輝きを。フリーMP3の心地よいサウンドを。週末の盲目酔っぱらいのために働いて、カネのために縛られる。おまえは不思議がる、なんで人間関係に苦労するのか、ってな。」
ー 「Nuclear Family War (核家族戦争)」
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OMAISUUSVAHINKO
"s/t" CD-R (Reset Not Equal Zero) ¥500
Kamaset Levytからリリースされた "Propaganda Is Hippies" comp LP/CDでも鮮烈な印象を放っていたフィニッシュ
"クラス・ウォー" ハードコア/パンク "Omaisuusvahinko" の、メンバー厳選のベスト盤。その
"Propaganda Is Hippies" comp LP/CD、"Perhostenkeraaja #1" 4 way split
LP、1st 7"、1st&2ndデモ、そして、"2006 Session" から全20曲。前述の印象どおり、このバンドはかなりいい!
また、バンド名から受ける印象どおり、80's初期のスラッシーなフィニッシュ・ハードコア及び、このCD-Rにもカバーが収録されているが、Lamaっぽい80's初期のフィニッシュ・パンクロックをかっこよくミックスさせたような感じで、スカのリズムを取り入れたり、ヴォーカルもただ叫ぶだけでなくシンガロング重視なのがまたいい。歌詞も「No
War But Class War!」全開、完膚なきまでに「Fucking Rich Capitalist!!」を叫ぶ。 |
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V.V.B.
"Vraha Hledej V Sobe" cassette (Human Meat For
Sale / Malarie ) ¥400
チェコのベテラン・ポリティカル・パンクス "Complicite Candide"、また彼らが拠点にしている自治管理パンク・クラブ
"VRAH" のメンバーらが結成したポリティカル・パンク/ヒップホップ "V.V.B."
の1stアルバムのプロ・カセット・バージョン。そのComplicite Candideが持っていた伝統的な東欧ピース・パンク・サウンド
(主に、CrassやConflictといったバンドの影響が濃厚) の影響をベースにし、サンプラーを駆使した掛け合い2MCスタイルのパーティー・ライオットなパンク/ヒップホップ・サウンドが非常に痛快。Acclaimとしては、タイプは違うが、"Punks
Against G8" に参加してもらうフランスのRosaparkとの多くの共通項も指摘したい。とりわけ、私たちの「あらゆる暴動」を無条件に昇華する、といった
(感覚的に)。 |
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EMOR "Grain Of Sand" CD (Human Meat
For Sale) ¥900
スロバキアの3ピース・アポカリプティック・スラッジコア・バンド "Emor"
の全3曲収録1stアルバム。基本は、終末論的な黒いスラッジ・サウンドだが、Neurosis的なアンビエントかつトライバルな要素もふんだんで、どこかのレーベルが、「ポスト=スラッジ」といった言葉を使っていたように、その表現がしっくりくる。スロバキア語で唄われており、英訳あり。紙ジャケ仕様。
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AVARIA
#1 zine (Avaria) ¥300
フランスのD.I.Y.アナキスト (パンク) ・ファンジン "Avaria" の創刊号。フォト・コピー仕様の本作は、アニマルライツ・アクティヴィストのインタビュー、そして、セクシズム、アナキスト・ブラック・クロス、アニマルライツ、移民などに関するテキストを掲載した全40ページ。また、スペインのアナキスト政治囚
"Laudelino Lglesias" の論考と手紙を収録した2 x CD-R付で、D.I.Y.には無限のアイデアがあるなあ、とひしひしと感じさせてくれるような試みもあり。全編フランス語なので、フランス語が出来る方にしか薦められませんが、アートワークも多いので、それだけでもいい、という方はぜひ手に取ってみて!
ちなみに、このファンジンを発行したKatyaとPyの2人組は、アナキスト・ブラック・クロスへのベネフィットを目的に、40バンドのアナーコ・クラスト/パンク・バンドを収録したコンピ・テープ
"ABC BENEFIT TAPE" などをリリースしているD.I.Y.パンク/ハードコア・レーベル/
ディストロ "Anus Dei"、「A website against myspace」をモットーに運営されるインフォ・サイト
"My Coffin"、そして、ヴィーガン・レシピのためのサイト "Scandal Piratten"
など、実に広範でアクティブな活動を地元でやっている。→ Scandal
Piratten |
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NAKOT / DYSPNEA split 7" (We Dont
Fight It / Scarecrow / Alcoholic Desaster) ¥400
このsplit 7"のカバー・アートワークを手掛けたのは、AcclaimのDiskelma
/ Distress split 7"のそれも手掛けてくれたセルビアのDoomsday GraphicsのNesa、そして彼のアートワークにはこの7"に対するこんなネーミングがあるーー「Balkan
Anticapitalist D.I.Y. Punk Conspiracy (バルカン反資本主義D.I.Y.パンク共謀」。もうこれだけで、俺なんか心がウキウキ躍りまくりで仕方がないのだが、本作は、その名のとおりバルカン半島に属するギリシア
/ セルビア (元ユーゴスラビア) の2クラスト・パンク・バンドが共謀したスプリット・シングル。両バンド共に本作がレコードでの最初のリリースになるので、言うなれば記念すべき初共謀と言ったところだろう。まずは、セルビアのNakotは、自らのバンドの在り方を「WAR
MUSIC / RAW POLITIC (戦争音楽 / 未加工政治)」と表象するスカンジナビア・スタイルのクラスト・サウンドで、どちらかというと、初期の頃のスカンジナビアという感じだ。ヴォーカルには、KaaosやVarausといった80'sフィニッシュ・ハードコアの影響が多分に感じられる。そして、彼らの歌詞は普通
に読めば、いわゆる白黒のイメージにおける戦争を 「たんに」描写しているように写
るが (ただ、向かうべき対象は明確)、このことは、彼らが「WAR MUSIC
/ RAW POLITIC (戦争音楽 / 未加工政治)」と表象することに密接に関係している。7"に書かれたそれに関した彼らの文を読めば理解できるが、この文では、「戦争地域」で生きるやり場の無い怒りと、クラスト/パンクと呼ばれるジャンルにおけるパンク・フェティシズムに対する批判が同時に展開されている。けれども、彼らはなぜあえて批判も展開したのだろうか?
そのことを考えていたら、朝になってしまったが (笑)、彼らは、クラスト/パンクと呼ばれるジャンルに対する深い愛情があるからこそ、憶測にすぎないが俺にはこう聞こえてきたーー「俺たちは仲間たちの「個々の現実」がもっと知りたい」。「戦争地域」であるかないかーーその物質的な違いはあるにせよ、この戦争体制のプロセスがもたらす「現実」は根本的にどこも同じである。ゆえに、俺たちは「個々の現実」をもっともっと繋げなければならないのだ、とも。次は、ギリシアのDyspneaだ。ギリシアのクラストコアといえば、Chaotic
End/Hibernation−ー確かに、Discharge、Amebix、Antisectらの影響が強い地域であることは事実だ。このバンドは、そうした系譜から出てきたバンドと言っていいかも知れないが、やっぱり独特の重厚メタル・クラスト・サウンドを聞かせてくれ、ギリシア語の語感がそれにまた拍車をかける。彼らの歌詞は、まさに俺が言うところの「個々の現実」を如実に感じさせるものとなっており、両バンドの歌詞を読み合わせていくと、この7"にネーミングされた「Balkan
Anticapitalist D.I.Y. Punk Conspiracy (バルカン反資本主義D.I.Y.パンク共謀」の意味がより理解できる。前者3曲、後者2曲収録で、ギリシアの3つのD.I.Y.レーベルによる協同リリース。
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WAR MUSIC / RAW POLITIC (戦争音楽 / 未加工政治)
「 俺たちの歌詞はほとんどが暗くて終末論的だ。だが、その理由は、それらの歌詞がクラスト/パンクのジャンルの中でどうあるべきかといったことではなく、文明の現実及び俺たちが生来属するところがまったくそれに似ているからである。また、俺たちのいくつかの曲の主題としての戦争は、パンク・フェティシズムではなく、戦争が過去15年間この地域の現実であり、俺たちのほとんどが多くのクラスト・バンドの歌詞に記述された現実に生きているからである。」
ー Nakot
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SKITKIDS
/ NIGHTMARE split 7" (H.G.Fact) ¥1,000
2007年11月にジャパン・ツアーを共に行ったスウェーデン/日本両者による、そのツアーに合わせてリリースされたsplit
7"。本作は、元々、ドイツのHate Recordsからリリースされる予定だったが、そのHate
Recordsを運営するStachelが、9月22日、ジャーマン・ハードコア/パンク・バンド
"Bombenalarm" のメンバーと共に重大なカー・アクシデントに見舞われ、彼がリリース不可能になり、それをサポートする形で急遽、日本のH.G.Factからリリースされることになった。その内容はと言えば、両者が、2006年6月のNightmareのヨーロッパ・ツアーで共演しているということもあり、勝手な判断だが、直接そこに居なかった者でも、気心が知れた仲間ということが分かる、まさにベストな組み合わせと言っていいかも知れない。Skitkidsは、最近、彼らのニュー・アルバム
"Besoket Vid Krubban" をリリースした同郷のNot Enoughの言葉を借りれば、「きみが死ぬ
までモンキーダンスをしたくなる」ようなブリリアントなナンバーを2曲。実は、まじめに彼らを聞くのは本作が初めてなのだが、その意味がよく分かった。Totalitarとの共通
項も多分に感じさせるが、もっとR&R色が強く、ノリノリでゴキゲン。そして、「ノリノリでゴキゲン」なのはそのサウンドだけじゃない、ということも分かった。俺にとって、「ノリノリでゴキゲン」とは、既成の階級政治に対して、ときに激しく抗議したり、ときに面
白おかしくちゃかしたり、そして、根本に、それを統治する奴らの中で生きようとも、「俺たちは死の呼吸のためにそこに何も残すまい」
(あるバンドの言葉)、とする態度があるかどうかである。1曲目の "Ackliga
Javlar" では、この世界に蔓延するネオリベラリズムによって、俺たちが敵対・分断させられているという事実を如実に叫び、そして、2曲目の
"Insukrankt A Trygg" では、「All Cops Are Bastards (すべての警官はクソだ)」という事実があるのなら、「All
Nations Are Bastards (すべての国家はクソだ)」はなお事実ということを如実に叫ぶ
: 「スウェーデンという国は人々に友好的で歓迎的だと思わせたがっているが、真実は、人々にスウェーデン流のやり方、生き方、振る舞い、見てくれを強要する腐ったレイシスト国家だ」。俺が言う「ノリノリでゴキゲン」の意味がここにある。次は、Nightmareだ。彼らも、レビューについ力が入ってしまう超強力なナンバー2曲を収録。ニュー・ドラマーにFramtid/OrganismのShin、ニュー・ベーシストにex-The
FuturesのNanaを迎え、新体制となって初音源となる本作。まさに鬼気迫るとはこのことだ。前作のNightmare
/ Burial / Crude 3 way split CDをさらに上回る熱情爆発。しかも、今回は、昨年強制排除されたデンマーク・コペンハーゲンのUngdomshusetを直に取り上げた曲
"Light The Darkness (Ungdomushuset)" が収録されており、このことがなお俺の体を心から燃やしてくれた。この曲は、Ungdomushusetを権力に奪われ、怒り、悲しみ、そして、ここだけでなく自分たちの場所を取り戻すことに希望を抱いているすべての人に捧げられた曲だ。
大げさでなく。締めに、やはりこの曲の歌詞は載せておきたい :「奴等は奴等のやり方で奪い取り 手に入れる
/ 俺達はどこまでもしがみつき この足で前へ進む ~ No Retreat Never
Surrender (ひるむな 絶対負けるな) ~ 札束抱えたキリストが愛を語る
/ 一体誰を救うつもり? / 種をまき 水をやり 実の成る頃に / 奴等はやってくるのさ
~ まだ鎖に繋がれていないこの足なら / どこにでも行ける筈 / 汚い闇を 今 照らせ」。
仲間の言葉を借りるなら、「このレコードは、これからもずうっと聴き続けたくなるような凄まじい力が込められた素晴らしい音源」だ。
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HELLSHOCK "Shadows Of The Afterworld" CD
(Crimes Against Humanity) ¥900
「PDX ステンチコア」ことHellshockの、長らくソールド・アウトになっていたBlack
Waterからの2ndフル・アルバムが、Crimes Against Humanityより再リリースされた。2005年3月に録音された
(Profane Existenceからリリースされた "Warlord" EP と同セッション)
本作は、言わずも、80's後期のUKクラストに沢山の生気を与えられたメタル・パンク・サウンドに、壮大かつ奥の深い叙情性も加えられた傑作だ。全8曲収録。
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LEWISIT
/ H.A.T.E! split LP (Lewisit Records / Malarie
/ Filth-Ear) ¥900
チェコのDIYエモーショナル・ハードコア・バンド2バンドによるsplit LP。Lewisitは、かなりポスト・ハードコア色
の濃いロッキンかつダイナミックなエモ・ハードコアで、各曲途中で挿入されるメランコリックなメロディが印象的。全体の感じとしては、フランスのAmanda
Woodwardと似てなくもないが、もっとストレンジな感じがする。しかし、激情ほとばしるバンドに違いない。ラストの走るナンバーは、日本の1000
Travels of Jawaharlalを彷彿させたりもする。そして、H.A.T.E!は、もう少し暗いというか、悲痛な印象を受けるサウンド。こちらは、90's
クラシック・エモの影響が強く、そうしたバンドに多かった、まさに内側から怒りが放出されているという感じだ。両バンド共にチェコ語で唄われており、英訳付。 |
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ZED
"s/t" CD (Tofu Guerrilla) ¥600
ジャーマン・ポリティカル・メロディック・パンク/ハードコア・バンド
"Kobayashi" のギタリストが、2005年12月から別にやっているサイケデリック・DIYインストゥルメンタル・ロック・バンド
"Zed" の9曲入りデビューCDがリリース。下地に、ストーナーロックを始めとして、ノイズロックなどの多大な影響が伺えるものの「何々と似ている」と比較が出来ないサウンド。ストーナーロックの反復する覚醒感、サイケ特有の浮遊感を実にうまく融合しており、聞くほどにハマっていく。パンク/ハードコア・ファンには受けない音かもしれないが、しかし、いわゆる「インスト」というイメージからはかけ離れたロックぶりとアグレッションが聞きどころ、とだけ言っておきたい。個人的にはかなり良かった。 |
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CAROSAH
demo 2007 CD (Carosah) ¥400
アイルランドはダブリンの近くに位置するウィックロー州キルコーレからインテンシブ&インテリジェントなヤング・バンドがデビュー。このCarosahのヘヴィなサウンドは、一番近いところでは、Catharsisの影響が強いだろう。そこに多種多様な90'sモダン・ハードコア
(ダーク/エモーショナル/カオティック/スラッジといったスタイル問わず)
の要素を加えたかの感じだ。とにかく全編、激しい情熱が渦巻くサウンドでテンションがまったく落ちない。もちろん、Catharsisのような詩情も兼ね備えており、だんだん感情が高揚してくるあの感覚もたっぷり。ブックレットには、サウンド同様にインテンシブ&インテリジェントな歌詞を掲載。作りもいい5曲収録のデビュー・デモだ。100枚のみの製作。 |
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LADY TORNADO
/ THE INFARTO SCHEISSE! split 10" (Moloch
Industries / Shove) ¥900
両者共にイタリア。Lady Tornadoは、俺も大好きだったアナーコ・ストレートエッジ・バンド
"By All Means" や、グレート・ポリティカル・パンク/ハードコア・バンド
"Society Of Jesus" らのメンバーによって結成されたニュー・バンド。非常にテクニカルだが、バイオレントなタッチで展開されるヘヴィ&カオティック・ハードコアで、グラインド・ビートを取り入れながら、スクリーミング・ヴォーカルで暴発するサウンド。ダークさとロッキンさを絶妙にミックスしているところがセンス良し。方や、The
Infarto Scheisse!は、Lafalceのメンバーによるバンドで、本作は、1st
12"/5"CDに続く新作。このバンドは、ACME、Botch、Uranus、Reversal Of
Man、Envyらを彷彿させるダーク・カオティック・エモ・ハードコア。かなりの激情を噴出させているバンドで、とりわけEnvyばりのエモーショナルなメロディが印象的でグッとくる。両者共に3曲ずつ収録。トレードしてくれたMoloch
Industriesを始め、秀逸なリリースばかりを続けるShove、Lady Tornado自身のレーベル
"Tornado Ride"、そして、このバンドの1st 5" CDをリリースしたConcubineの全4レーベル協同リリース。D.I.Y.
スクリーモ・ファンは聞いてまず間違いないだろう。 |
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TOTAL
FURY / PANDAMONIUM split 7" (One Percent)
¥400
2007年9月22日〜29日に共にUSミッドウエスト・ツアーを敢行した両者によるツアー・スプリット7"。言うまでもなく、前者は日本のTotal
Fury。クレジットを見るかぎり、おそらくツアー前の8月に録音されたおそらく新曲3曲を収録。
彼らを聞いたのは本当に久しぶりだが、変わらぬ初期DCスタイルのハードコアを聞かせてくれる。そして、4人の女の子
+ 男性ドラマーからなるミネアポリスのPandamoniumは、Los Crudosの "La
Caida De Latino America" のカバー含む、デビュー・シングルと同セッションの全4曲を収録。ということで、ここでも、ショート&ファストな彼女らのNegative
Approachスタイルのレイジング・オールドスクール・ハードコアが炸裂。 |
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BUXKXNONE
"s/t" 7" (Emergence / Wee Wee) ¥400
今、フランスのこの手のバンドが熱い。Youssouf Todayと同じ町・ローエンからニュー・バンド
"Buxkxnone" がデビュー。基本は、オールドスクール・パンク/ハードコアをベースに、ファストでヘヴィなサウンドをプレイするが、このバンドの面
白いところは、かなり激情度が高いところ。絶叫とエモーショナルなギターの組み合わせは、いわゆる「エモ・ハードコア」のまさにそれ。これが、非常にいいアクセントになっていて、バンドに独自性を与えている。人生やパンク・シーンに存在するあらゆるルールに反逆する熱い歌詞もいい感じ。全7曲。 |
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ABOLISHING
THE BORDERS FROM BELOW #30 (October 2007) zine
(Abolishing BB) ¥400
東欧のベスト・アナキスト・ジャーナル "ABB" 30号。今号は、「Healing
our Sick Society... Through Force or Mutual Aid? (私たちの病的な社会の治療...
力によってか、相互扶助によってか?)」がテーマ。「自治のトリビューン
(スロヴェニア)」、「病的な社会におけるメンタル・ヘルス 」、「ウクライナの反国境キャンプ」、「投票するな
ー 組織せよ! (ウクライナ、ポーランド、ブルガリア)」、「労働闘争」、「シベリアの環境保護キャンプに対するナチの襲撃後の自律的な行動の記者会見
: Ilya Borodaenko ー 私たちは忘れない!」、「クィア&反ホモフォビアの活動
(ウクライナ、セルビア、ルーマニア)」、「壁に反対するアナキストたち」、「反ファシスト抵抗運動
(セルビア、ロシア、チェコ)」、「反軍国主義 : ポーランド/チェコの米軍基地及びルーマニアのNATO会議に反対するキャンペーン」、「ベラルーシ社会フォーラムからの報告」、「ターキッシュ・アナキストのインタビュー」で構成された全80ページ。すべて英語。 |
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DISCOVER
"Stench Of Death" CD (Black Seeds / Black Konflik)
¥900
Dischargeや、Disclose、Framtidを始めとしたジャパニーズ・クラスト、そして、Mob
47、Bombanfall、Discard、Skitslickers、Moderat Likvidation、Anti-Cimexを始めとしたスウェディッシュ・ロウパンクにインスパイアされたスウェーデンのディス・ノイズ・クラスティーズ
"Discover"。本作は、マレーシアのBlack Konflikからリリースされたカセットに続く新作。新曲8曲に、Skitlickers、Asocial、Doom、Battle
Of Disarm、Discard、Discloseのカバーを加えた全14曲。これは、日本のクラスティーズ必聴といっていいバンドだろう。Dビート・ノイズに塗れた性急感抜群のレイジング・クラストは必ず気に入ってもらえると思う。 |
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ELODEA
"Cataclysmic" CD (Fuck Yoga) ¥900
スロヴェニアの4ピース・モダン・エピック・ドゥーム/スラッジ "Elodea"のセカンドに当たる本作。通
してひたすら不穏と苦痛で覆い尽くされたサウンドの中に、メロディアスな要素が光る実にエモーショナルな破壊的ダーク・サウンドで、Neurosis、Cult
Of Luna、His Hero Is Goneをバランスよく合わせた感じだ。新たな要素は特にないが、手慣れた様子のサウンドの構築が聞き飽きさせない。堕落した俺たちの人工の世界における悲劇をテーマにした歌詞は、サウンドの表現力とも見事に相まり、リアリティを感じずにはいられない。 |
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MESS MESS
MESS "Could You Bet..." LP (No Flags)
¥900
スパイキーなメール/フィメール・パンクス3人組による、イタリアのMess
Mess Messの1stアルバム。彼らは、UK'82スタイルのシンプルな3コード・パンクロック・サウンドをプレイし、どのナンバーも骨太でとても力強い。一緒に唄いやすいシンガロングも満載でもちろんキャッチーさもあって、アグレシッブさとのバランスがいい。パンク・ライフ丸出しな歌詞は、金銭至上・抑制・規範的な社会での生きづらさや退屈さが怒りや不満の根拠にあり、彼らの確固とした政治性もうまくミックスされている。Let's
start the pogo, riot now. |
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DKH
"Yo Como Mi Cara" LP (Suburban Hardcore)
¥900
このDKH (Dead Kaspar Hausers) は、ドイツのブルータル・クラスト/スラッシュコア・バンドであり、本作はデビュー10"に続く彼らの1stアルバム。「クラスト」と言うには、少し速すぎるサウンドで、曲の展開もそれに収まらない独特なものを持っているが、ドラミングには、スカンジ・クラストのそれが伺え、Doom、ENTのカバーもやっていることからも、クラストコア・ファンも十分いけるバンドと思う。
ヴォーカルは、高低のツインVoで、ドイツ語と英語でシニカルな政治的歌詞を叫ぶ。一曲、Dead
Kennedysの歌詞を拝借した曲もあり。非常に粗暴な全18曲。 |
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CHAOSMONGERS
demo 2007 CD (Chaosmongers) ¥300
World Downfallのメンバー含む東京のChaosmongersの2曲収録デモCD。本作が、デビューとなる彼らのサウンドは、女性ヴォーカルがフロントに立つドゥーミー&グルーミーなスラッジコア。
同じ女性ヴォーカルということで、フランスのMonarchが頭に浮かんでしまったが、彼らをもう少しスピードアップさせ、「666」色もあった彼らからそれを抜き、よりメタリック・クラスト的な要素に重点を置いたようなサウンドとでも言えるか。しかし、ファースト・レコーディングにしてかなりクオリティが高く、これからの作品にも期待が高まる出来映えだ。Acclaimのディストロ分には、バッヂ付。 |
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ARTIMUS
PYLE "Tonight Is The End Of Your Way" 7"
(Too Circle / Insane Society) ¥700
US・サンフランシスコのモダン・ダーク・ハードコア・ベテラン "Artimus
Pyle" の、東京のOur Houseでレコーディングされたニュー・シングル。いわゆるHis
Hero Is Gone/ Tragedyスタイル (ちなみに、Acclaimは、この種のスタイルを否定的な意味で例に挙げているわけではない)
とは異種のスタンスで黒いサウンドを追求しているように見える彼ら。本作では、Our
Houseでの録音ということもあり、さらに密度の濃い強靭なサウンドを披露している。「今夜がお前の行き止まり。お前の終末だ。」
ー タイトル曲通りに、真っ暗闇に包まれた終末論的空気を充満させながらスタートし、タイトに猛疾走しながら、重厚な展開も織り交ぜている。N.O.T.A.のカバー含む全4曲。東京のToo
CircleとチェコのInsane Societyの協同リリースなので、歌詞が、英語の他に、チェコ語/日本語訳を掲載。 |
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SLEEPING
AT THE POPES "s/t" 7" (Starving Times /
BroederKont) ¥400
2004年から2006年まで活動していた (現在は解散) 南アフリカ・ケープタウンのアナーコパンク/クラスト・バンドのデビュー・シングルがUSのStarving
Times及びBroderKontの協同によってリリース。南アフリカのアナーコ/ピース・パンク系のバンドはまったく知らなかったが、やはり政府とその抑圧があるところ、平和・愛・自由を求めるパンクスはどこにでもいる。アナキズムとアニマル・ライツに基づいたメッセージは、マスメディアから発信される南アフリカの情勢がいかにウソっぱちかということが分かる
ー 「以前よりは良くなったが、多くのクソがいまだここにある」ー "The
New South Africa" ー 詳しくは歌詞にて。サウンドは、Conflictがベースにあると思うが、全体の感触としてはUSのアナーコ/ピース・パンク・バンドに近い。やはり、友人が指摘していたように、USのMass
Media RecordsからリリースしていたAutonomy、そしてResist and Exist、個人的な見解で言えば、メキシコのFallas
Del Sistema辺りをも思わせる。ヴォーカルは、掛け合いの男女ツインヴォーカルで言葉を捲し立てる手法。シンガロングも多めでかなり力強い。パンク/ハードコアがアメリカ、ヨーロッパあるいは日本だけじゃない、そしてパンク/ハードコアのレコードが単なるレコードじゃないと思っている非先進国/More
Than Music的見方のパンクスはぜひ聴いてみてほしい。全6曲。 |
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"DISTOPIA'S DEMISE - soundtrack for animal liberation" CD
compilation (Affekt Textildruck / Veganarchy)
¥900
ドイツ/オーストリアをベースに活動している "Offensive Gegen Die Pelzindustrie
(The offensive against the fur-industry)" に対するベネフィット・コンピレーション。彼らはアニマル・ライツ・ネットワークの一つであり、その目的は、あらゆる毛皮採取を廃止することで、1999年以来、デパートから毛皮をなくすことに非常に多くの成功を収めている。また、彼らは、宣伝活動、インフォメーションの発行、逮捕されたアニマル・ライツ・アクティヴィストの支援、デモの組織とその活動は多岐に渡る。参加バンドは、Kurhaus、Active
Slaughter、November 13th、Oi Polloi、Sker8、Inner Terrestrials、Spandu
Bullet、The Plague Mass、Fallen、Room 101、DKH、Crickbat、Riot/Clone、Cut
My Skin、Rejected Youth、Stopcox、Justice Department、Anarchoi、Lies
Feed The Machineの全19バンドで、すべてのバンドが動物解放のための曲を提供。Offensive
Gegen Die Pelzindustrie
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SATAN'S REJECTS "s/t" 7" (Satan's
Rejects) ¥400
ギリシアから新たに登場のDIYファッキング・パンクロック・バンド "Satan's
Reject" のデビュー・シングル。徹底したアンチ=ファシスト及び不服従の態度と、80's
UKハードコアとりわけChaos UKを思わすハードコア/パンク。勢いがあって、心の太さがあって、これまたギリシアからいいバンドが出てきたな、という強い印象を受けた。歌詞も最高で、彼らの歌詞にリアリティを感じることができたら、なおさらこのバンドを楽しめるだろう。そして、このバンドは「サンクス・リスト」も拒否している
: 「感謝は、いまいましい言葉でではなく、行為で与えなければならないと俺たちが信じているクソみたいな信条からだ」。こういうバンドこそ信用するべきじゃ。。。全5曲。
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「すべての順応者に関してだが、常に何をしたらいいかとおまえにケチをつけ、命令してきやがる痛ましいゲスな人間どもにもかかわらず、実際の問題が奴ら自身だ。
だったら、俺の幸せの一時的興奮のためにオナニーに耽って、死んでくれよ...
まあ、鏡を買うか、もっと頭が良くなるかだろ、鏡を粉々にして飲み込んだほうがいいって!!」ー
Fuck Them (奴らはクソだ)
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DISFORIA
"Evoluzione" MCD (BCC Records / Meat-Grinder
/ Sickpunx ) ¥450
Disforiaはイタリアのグラインド・クラスト・バンド。2000年頃から活動し、コンピへの参加を含めリリース量
もかなり多い。本作は、ビデオ・トラックをプラスした全5曲入りのマキシ・シングル。全体の雰囲気はDoomやExtreme
Noise Terrorを思わせ、グラインド・ビートはそれほど多くなく、シンプルなDビートで構成されるブルータルなサウンド。ラストの
"Contaminazione" は、そのタイトルどおり、ジャケットの核の悲劇を表現したような不穏な効果
音ナンバーでこれが本作のいいアクセントになっている。 残念ながら歌詞は付いていないが。イタリアの全10のDIYレーベルによる協同リリース。「In
Grind We Trust」。 |
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DRUNKARDS
"Sentanza Di Morte" CD (BCC Records / Calimocho
Autoproduzioni / Disastro Sonoro) ¥900
これまでの最新作であったDirty Power Gameとsplit 7"を経て、イタリア・アレッサンドリアのアルコホリック・クラスト・パンクス
"Drunkards" の1stアルバムがリリース。すでにベテランの域に達する彼らーー80'sイタリアン・ハードコア、スカンジナビア・クラスト、80'sスラッシュメタルなどの影響丸出しに、MotorheadのワイルドなR&R色も取り入れたダ−ティーかつノリのよいスラッシーなクラストコア。酔っぱらい絶叫ヴォーカルでストレートなポリティカル・リリックスを叫ぶ。歌詞はイタリア語
(1曲英語) で英訳付。ビデオ・トラックを加えた全10曲。 |